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29歳で執行役員!女子社員の「嘘みたいな実話」

サイバーエージェント執行役員・横山祐果氏

2016年2月24日(水)

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ある日突然、執行役員に抜擢!──入社7年目、29歳の女性社員に、そんな“事件”が起きた。『フツーの女子社員が29歳で執行役員になるまで(仮)』の著者・横山祐果さん(サイバーエージェント執行役員)のことだ。“アウェー”だったゲームの世界に飛び込み、大ヒットゲーム「ガールフレンド(仮)」を誕生させるまでの日々を綴った同書への思いを聞いた。

「自然体のままで、いいからね」
── 働く人に、このメッセージを贈りたい

初めて出された本『フツーの女子社員が29歳で執行役員になるまで(仮)』というタイトルの通り、29歳だった2014年に、サイバーエージェント初の女性執行役員になられたそうですね。その時の気持ちを教えてください。

横山 祐果
慶応義塾大学を卒業後の2008年、同社に新卒で入社。「Ameba」プラットフォームの運営チームを経て、モバイルゲームのプロデューサーに。「私のホストちゃん」「ガールフレンド(仮)」などをプロデュースし、2014年10月にはサイバーエージェント初の女性執行役員に選任された。(写真=後藤麻由香)

横山:“電光石火”の発表だったので、最初は「なぜ私が?」と、本当に驚きました。

 プロデューサー職で入社して、最初に手がけた「私のホストちゃん」という携帯ゲームが人気ゲームとなりました。その後、スマホゲームの開発部署に異動して立ち上げた「ガールフレンド(仮)」というゲームも、700万人を超えるユーザーから絶大な支持をいただくことができました。「この2つのゲームを立ち上げ、業績に貢献できたから」というのが、抜擢の大きな理由だったのかなと。

 そう考えたら、素直にうれしくなりましたね。ゲームというのは何十人ものメンバーのチームワークから生まれます。仲間と成し遂げた仕事が認められて、代表として私が執行役員に抜擢された。本当にうれしかったです。

 もう1つ、後日、弊社社長の藤田晋が言っていた抜擢理由にも、感動しました。藤田は、「女性初の執行役員なら、ほかの女性が目標にできるような、“肩に力が入っていない人”がいい」と思い、決めたそうなんです。「その点、横山は力んでないし、自然体だからいいよね」と。

 自然体と言えば聞こえはいいのですが、自分の人生とは無縁だったゲームの世界に入った当時は、分からないことだらけでした。肩肘張っている余裕もなかった、というのが、本当のところです。

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「29歳で執行役員!女子社員の「嘘みたいな実話」」の著者

福光 恵

福光 恵(ふくみつ・めぐみ)

ライター

美術業界を経て、1990年代からフリーライター。日本経済新聞土曜朝刊プラスワン「コトバ百貨店」、日経BPネット「トレンド・リテラシー講座」などの連載がある。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官