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世界の岡崎慎司を支える黒田監督の「5つの心」

台湾サッカー協会の黒田和生氏に聞く(下)

2016年7月21日(木)

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黒田和生氏(左)とレスター・シティの岡崎慎司選手

 台湾サッカー協会のユース育成統括兼U-13/ U-18代表監督であり、岡崎慎司(現レスター・シティ)選手を高校時代に指導した黒田和生氏にお話しを聞く第3回目。最終回は台湾サッカーの現状や海外に出てみて分かった日本サッカーの問題点などについて聞いた(第1回目の記事第2回目の記事参照)。

 

監督は現在、台湾で指導されていますが、サッカーや文化の違い、また台湾の現状や課題をお聞かせください。

黒田:台湾はサッカーという観点では、日本の35年から40年昔の状態です。日本はJリーグができて20年ですから、その15年前というところでしょうか。要するに僕らが学生のころ、日本リーグの人気が低迷し、日本代表の結果もまだまだ出てこない、そういう現状に似ています。

 台湾の人気スポーツといえばナンバー1、ナンバー2は野球とバスケットです。大きく水が空いて3番目がサッカー。台湾の人が健康、スポーツに関して関心がないかというとそんなことはありません。「養生」という言葉が街の至る所にあり、食べ物、睡眠、体を動かすことに興味のある国民です。

 ただ、チームゲームで何かを達成するというのは苦手なようですね。一人でジョギングする、二人でバドミントンをする、卓球をするとか、そういうのはいいんですよ。マラソンも各都市で大きなイベントがあり、台北マラソンなんてすごい人数が参加しますからね。日本からも何千人も行っています。でもチームゲームはもうひとつ関心がないようで、サッカーが馴染みにくいところではあります。

 そして施設もないのです。学校の中に校庭はあっても、トラックがまずは優先され、その中でサッカーが出来るようにはなっていても草が生えて荒れています。施設がなく、競技人口も少ないから、チームも弱い。日本のサッカーは「夢があるから強くなる」と、川淵[三郎・元日本サッカー協会(JFA)会長]さんが言い出した理念がありますよね。僕はその理念が大好きなので、台湾に行って夢を持とうよとみんなに言うんだけど、夢なんかより現実のマネーだよと言われます。

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「世界の岡崎慎司を支える黒田監督の「5つの心」」の著者

上野 直彦

上野 直彦(うえの・なおひこ)

スポーツライター

兵庫県生まれ。ロンドン在住の時にサッカーのプレミアリーグ化に直面しスポーツビジネスの記事を書く。女子サッカーやJリーグを長期取材している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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