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IoT時代に光る、「誰も知らないネット上最大の会社」

アカマイCEO、トム・レイトン氏インタビュー

2015年9月10日(木)

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 あらゆるモノがインターネットにつながる「Internet of Things(IoT)」。今後、データの情報量は膨大に増え続けていくことが予想される。そんなIoT時代に大きな商機を見出しているのが、米ネット配信基盤大手のアカマイ・テクノロジーズ。自社を「誰も知らないが、多くの人が使用している会社」と称する同社の成長戦略を、トム・レイトンCEO(最高経営責任者)に聞いた。

インタービュに応えるトム・レイトンCEO

インターネットを通じて送受信されるデータの情報量(インターネットトラフィック)の3分の1がアカマイのプラットフォーム上で配信されています。業界の中では「ネットの巨人」とも呼ばれていますが、一般的な知名度はあまり高くないように思います。アカマイは企業としてどのようなポジションを目指しているのでしょうか。

レイトン:消費者からの知名度は高くなくていいんです。私たちも「誰も知らない会社」と自称していますから。誰も会社名は聞いたことがないけれど、みんな使用している。そんなポジションの会社でありたいと思っています。

 私たちの任務は、インターネットを速く、そして信頼性高く、高セキュリティーな状態で提供するためのプラットフォームを作ることです。インターネットを利用するなかで、これらを当たり前の存在にしていかなければならないと思っています。我々の存在を消費者にアピールする必要はありません。

今、全世界でネット通信のボリュームが爆発的に増えています。速く、かつ信頼性高くインターネットを提供することは段々と難しくなるのではないでしょうか。

レイトン:よく言われている話ですが、これからは本当にありとあらゆるものがネットにつながります。デバイスも人も、全てがネットにつながるんです。トラフィック(データの情報量)は年60%の勢いで増えています。アカマイのプラットフォームを見ても毎年50%増です。ワールドカップや五輪などの大きなイベントがあるとさらに増えますね。今後は多くの人がテレビ放送をオンラインで見るようになりますし、映像自体も4Kなどになり質が上がります。今後トラフィックの量はますます増えるでしょう。

 こうした時代の流れのなかで、我々はいいポジションにいると思っています。

 アカマイは毎秒4000万トランザクションをサポートしています。4000万のトランザクションを見てみますと、ほとんどのものはビットのサイズとしては小さいです。IoT時代になっても、ビットの数そのものは小さいと思います。どこかに取り付けられたセンサーが、「こういう状態からこういう状態に変わりました」と、ステータスのアップデートを送ってくるのがほとんどだからです。こうした非常に多くのトランザクションを効率的にさばいていくことは、我々の得意領域です。

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「IoT時代に光る、「誰も知らないネット上最大の会社」」の著者

齊藤 美保

齊藤 美保(さいとう・みほ)

日経ビジネス記者

2011年中央大学法学部卒業。同年、日本経済新聞社に入社。産業部にて電機、IT、自動車業界を担当した後に、2014年3月から日経ビジネス編集部に出向。精密業界を中心に製造業全般を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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