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ここが変だよ、日本企業

シリコンバレーVCが見たニッポン

2015年9月29日(火)

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シリコンバレー在住のフェノックスベンチャーキャピタルのアニス・ウッザマンCEOは今後3年間で日本のベンチャー企業に200億円を投じる。ウッザマンCEOはアメリカと日本で大きなギャップを感じているという。8月に「世界の投資家は、日本企業の何を見ているのか?」を出版した。海外投資家からみた日本企業の変なところを聞いた。
アニス・ウッザマン
フェノックスベンチャーキャピタルCEO
東京工業大学工学部開発システム工学科卒。オクラホマ州立大学工学部修士。東京都立大学工学部で博士を取得。インターネット関連や最新技術を中心に投資している。近著に「世界の投資家は、日本企業の何を見ているのか?」がある。

8月に出版した「世界の投資家は日本企業の何を見ているのか」で、大手企業の海外進出方法に疑問を投げかけています。

ウッザマン:日系企業が海外でポテンシャルを発揮できない理由のひとつが駐在員を中心に運営していることです。本社の考え方を浸透させるために駐在員を中心とした運営をしたがるのはわかります。

 でも文化や習慣の異なる国で考え方を押し付けても良いことはありません。私が薦めるのは現地の有望なベンチャー企業に出資して、一緒に大きくなることです。現地の有望なベンチャー企業の経営者はハーバードといった一流大学でMBA(経営学修士)を取得した人が増えています。優秀な人材に責任と権限をしっかり与えると、社員も良い人材が集まります。日本企業が出資しているとなれば、その企業にとっても信用力が高まるのです。

 ここで重要なのがあまり日本から口出しせず任せることです。日本企業が弱いところですが、経営と執行は分離して考えるべき。日本でもコーポレートガバナンスの議論が活発になっていますが、社外取締役の数をみてもまだまだ浸透しているとは言えません。

 海外で働く現地採用の社員はほかの外資系企業と比べます。給料以外にもどこまで出世できるのかなども重要なポイントですが、残念ながらここでも日系企業は見劣りします。

ほかにも大手企業が改善すべき課題として技術に対する考え方を挙げています。

ウッザマン:日系企業は良くも悪くも完璧主義です。でも技術において完璧主義はいまの時代にあいません。しかも日系企業は、世界初や業界初にこだわりが強い。だがいまや既存部品を組み合わせてでも、新しいコンセプトの商品を早く出すことに価値があります。

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「ここが変だよ、日本企業」の著者

西 雄大

西 雄大(にし・たけひろ)

日経ビジネス記者

2002年同志社大学経済学部卒業。同年、日経BP社に入社。日経情報ストラテジー、日本経済新聞社出向、日経コンピュータ編集部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部記者。電機、ネットなどを担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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