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もう別府に家を借りた出口治明氏が語る「次」

ライフネット生命創業者・出口治明氏、次期APU学長に

2017年12月4日(月)

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 ネット保険創業者から大学学長へ。ライフネット生命の創業者出口治明氏が、2018年1月に立命館アジア太平洋大学(APU)の学長に就任する。日本生命保険を退職し、11年前にインターネットを活用した生命保険会社をゼロから立ち上げた出口氏は国際色あふれる同大学をどうけん引するのか。出口学長の就任に関わったAPUの今村正治副学長とともに話を聞いた。

日本生命では海外畑や経営企画など幅広く担当し、その後、インターネットの時代に向き合ってライフネット生命を創業されました。大企業からベンチャーまで実業界を歩いて来られた出口さんが、次の活躍のフィールドに「大学」を選ばれたということで驚きました。どのような経緯で学長就任が決まったのでしょうか。

出口:9月頃だったかと思います。何名かの方から「出口さんを推挙しました」というお話を頂いたのです。当初は一体何の話かとキツネにつままれたような感じでした。お話を聞いてみると、APUの学長就任に推薦したという話でした。

 後から知りましたが、APUは学長を公募していたのです。誰であっても自薦、他薦できる仕組みで、何人かが私を推挙してくださったということでした。ところが、募集要項を見せて頂くと、第1条件がドクター(博士課程修了)で、第2条件は英語がペラペラ。「ああ、(基準を満たさないので)私には関係ない話になりそうだ」と思いました。

 でも、たまたま僕は、ライフネット生命を作る前に、東京大学の総長室のアドバイザーをやっていたことがあるんです。大学改革はチャレンジングだと思っていましたので、10年後にまたこんな話がきたのは何かのご縁かなと思えました。結果として選任して頂いたので、じゃあ、もう頑張るしかないなと覚悟を決めました。

今村:APUの学長は出口さんで4代目になります。今回始めてAPUのメンバーが学長を推薦できるようになったのです。これまでの3人は、京都にある学校法人立命館が決めていました。開学から18年たち「そろそろ自分たちで選ばせてください」と交渉し、我々が推薦することを認められたのです。

 それで、すぐに10名の選考委員会を作りました。私が選考委員長で、5人の教員、2人の職員、2人の卒業生からなります。そのうち4人が外国人です。そういうメンバーで構成された委員会で、そもそも「どうやって決めるか」というところから話をしまして、そこで浮かんだのが公募ということです。APUは18年目の建学の時にも、教員たちを世界で公募しましたので、思い切って学長も公募しようということになって、そこから公募要項を作り始めたんです。

 公募要項を決めて、募集したところ100人ぐらいのリストができました。20人はご自身で立候補された方々で、残り80人が出口さんのように他薦された方でした。

2018年1月に立命館アジア太平洋大学の新学長に就任する出口治明氏(撮影的野弘路、以下同)

コメント6件コメント/レビュー

やっぱり出口さんはユニークな方だ。
APUが出口さんと出会ったことで、APUはどう発展していくのだろうか。
わくわく期待しています。(2017/12/09 11:16)

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「もう別府に家を借りた出口治明氏が語る「次」」の著者

池田 信太朗

池田 信太朗(いけだ・しんたろう)

日経ビジネスオンライン編集長

2000年に日経BP入社。2006年から『日経ビジネス』記者として、主に流通業界の取材に当たる。2012年『日経ビジネスDigital』のサービスを立ち上げて初代編集長、2012年9月から香港支局特派員、2015年1月から現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

西 雄大

西 雄大(にし・たけひろ)

日経ビジネス記者

2002年同志社大学経済学部卒業。同年、日経BP社に入社。日経情報ストラテジー、日本経済新聞社出向、日経コンピュータ編集部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部記者。電機、ネットなどを担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

やっぱり出口さんはユニークな方だ。
APUが出口さんと出会ったことで、APUはどう発展していくのだろうか。
わくわく期待しています。(2017/12/09 11:16)

 出口さんの志はすばらしい。その志をいかに実現するのか。トップ経営者の実力・底力を見せていただきたいので,今後も継続的に取材し,記事にしていただきたい。>日経BP殿
 
 出口さんには一つお願いしたい。「闊達な議論が常態化・常在化するキャンパスの創造」をお願いしたい。情報を得るだけ,考えるだけならネットで十分だ。大学に「人が集う」意味はともに語り,議論し,触発しあって独創につなげる。そんな雰囲気が人の好奇心を喚起し,「面白い!」を相乗させて人を育て,人を鍛え,人を創ることになると信じています。湯煙上る大分・別府の地は「邪馬台国」の夢を含めて人のロマンを誘い出すと思います。ご健康とご検討をお祈りいたします。(2017/12/09 09:59)

とても面白い話ですが、出口さんはAPUの学長になられて、何をなさるつもりなのか?何をどう変えるのか?
「もっとチャレンジする、国際競争力のある大学にしたい」という思いは伝わってきたが、それはICUでも秋田国際大でも、あるいは東大、京大でも同じであろう。東大でのご経験を通じて、大学界が閉鎖的かつ権威主義的、前例踏襲的な要素を今なお引きずっており、なかなか変われずにいる状況はよくご存じだと思います。そうと知った上で、どんな大胆な戦略を打ち出されるのでしょうか。そのサワリ、片鱗だけでも知りたいところだった。(2017/12/07 10:45)

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