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旭硝子CIO「部下から『やりましょう』と言われて感激」

自分の行動特性は異動先に全く合いません

2015年8月31日(月)

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神庭基・旭硝子グローバルITリーダー情報システムセンター長(右)と日高信彦・ ガートナー ジャパン代表取締役社長(写真:的野 弘路、以下同)
「この組織の風土を変え、存在価値をもっと上げよう」。AGC旭硝子の情報システム責任者となった神庭基グローバルITリーダー情報システムセンター長が最初に決めた方針はこれだった。IT(情報技術)の仕事をした経験は無く、行動特性を調べると「情報システム部門にまったく不向き」と出たものの、「ITの方向性さえ把握しておけばよい」と腹をくくって舵をとった。神庭氏の取り組みについて、ITリサーチ大手、ガートナー ジャパンの日高信彦社長が尋ねた(前編は『旭硝子「製造業のシステムはアマゾンで動かせます」』)。
(構成は谷島宣之=日経BPビジョナリー経営研究所研究員、中村建助=日経コンピュータ/ITpro編集長)

日高:情報システムセンター長として様々な改革を進めていらっしゃいますが、神庭さんはもともと情報システム部門の人ではないですよね。

神庭:全く畑が違います。最初は研究者として入社しました。

日高:色々な仕事をされ、米国で営業の仕事もされた。情報システムセンター長になった当初、どうやっていこうと考えましたか。

神庭:この組織の風土を変えよう、存在価値をもっと上げよう、とすぐに決めました。

 存在価値ということでは、やはり経営トップに我々の存在を認めてもらう。そのためにはどうしたらいいかと考え、売り上げや利益に貢献しなければならないという結論に至りました。

 早速、「売り上げや利益につながるIT(情報技術)は何か」と考え始めた。当時、日高さんにも質問しましたね。「うちの組織の存在価値をどうやって高めましょうか」とか。

日高:4~5年前に聞かれました。「クラウドってどんなものか」という質問もありました。

神庭:そうでした。情報システム部門の存在価値として、売り上げや利益に貢献するとともに、ITの目利きをする、ということがあります。世の中にある最新のITを評価して、AGCに合うものをうまく使っていく。そこでも貢献したい。

 ところが以前は、一人ひとり勝手な目利き的なことを言っていたけれども組織として目利きの仕事をしてきたとは言えなかった。そこで、いつ、どういう技術が使えるのか、技術のロードマップを我々で作ってみようという話になったのです。

日高:目利きをするとともに、そこからビジネスに貢献していくと。

神庭:はい。情報システムのメンバーに最新の使ってみたいITを羅列してもらい、今度はそれを「儲け話につながる技術はあるか」と考えるように頼み、書き出してもらいました。整理していったらクラウドが出てきたのです。

 確かな数字があったわけではなくて「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいなストーリーが見えてくる技術がいくつかあり、その一つがクラウドでした。

 2年程前から検討していましたが、1年ほど前のある日、クラウド戦略チームが「神庭さん、もう早くやらないと駄目ですよ、クラウドはこんなに安くなってきました」と言い出した。いよいよだね、と言って前に進めたのです。

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「旭硝子CIO「部下から『やりましょう』と言われて感激」」の著者

谷島 宣之

谷島 宣之(やじま・のぶゆき)

日経BPビジョナリー経営研究所

一貫してビジネスとテクノロジーの関わりについて執筆。1985年から日経コンピュータ記者、2009年1月から編集長。2013年から現職。プロジェクトマネジメント学会員、ドラッカー学会員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

中村 建助

中村 建助(なかむら・けんすけ)

ITpro編集長

日経デザイン、日経ストアデザイン、日経コンピュータ、日経ソリューションビジネス編集長、日経エコロジー編集長、日経ビジネス副編集長などを経て、2012年よりITpro編集長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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