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ビィ・フォアード「アフリカのアマゾン」目指す

「できるかも」のゲーム感覚、10年で売上10倍に

  • 柳生 譲治

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2017年2月21日(火)

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 約12億人の人口を持ち最後のフロンティアとされるアフリカ市場で、トヨタ自動車以上の知名度を持つとも言われる日本企業をご存知だろうか。「ビィ・フォアード」という東京都調布に本社を置く中古車輸出会社がその企業だ。

 いわゆる「越境EC」サイト「BE FOWARD」を運営し、同サイトから注文を受けた中古車を、アフリカを中心とする海外のエンドユーザーに「安く・速く・確実に」届けるというビジネスを展開している。アフリカからあまりに多くのトラフィック(アクセス数)を同社が集めているため、グーグル米国本社の副社長から面会を求められたこともあるという。ビィ・フォアードの山川博功社長に、同社がどのようにしてアフリカビジネスで成功したかについて聞いた。

山川博功氏(やまかわ・ひろのり)氏
ビィ・フォアード社長
1971年鹿児島県生まれ、福岡県出身。明治大学文学部フランス文学専攻卒。1993年東京日産自動車販売入社。優秀新人営業賞受賞。1997年中古自動車買取業のカーワイズ入社。入社3カ月で同社トップ営業マンに。1999年にグループ内で独立し、ワイズ山川設立。2004年、中古車の輸出を専業とするビィ・フォアードを設立し、社長に就任。

アフリカビジネスで急成長、グーグル副社長とも情報交換

アフリカを中心に自動車を輸出販売し、会社が急速に成長していますね。2007年の売上高は約4億円だったのがわずか10年で、2016年6月期決算では約100倍の約430億円になっています。

山川:もともと我々は中古車の買い取りビジネスを日本国内で行っていたのですが、たまたまある時に在庫にあった廃車間近の車をウェブ上に「ダメでもともと」で掲出しておいたら、アフリカのジンバブエから買い取りのオファーが来たのが最初です。2006年のことです。

 このアフリカからのオファーを嚆矢(こうし)として、しばらくするとマラウイやレソトといったアフリカの国々から注文が入るようになりました。そもそもそれらの国がアフリカのどこにあるのかを世界地図で探すという初歩の初歩から始めて、紆余曲折はもちろんありましたが、アフリカのユーザーに確実に届けるということを誠実にコツコツと積み重ねてきました。その結果、いつの間にかアフリカビジネスならビィ・フォアードと言われるまでになっていました。当初から商売の規模が、これほど大きくなるとは正直、夢にも思いませんでした。

 このようにアフリカビジネスに取り組んだのは言わば偶然だったわけですが、おかげさまで今や我が社のサイト「BE FOWARD」は「越境ECサイト」としてアフリカの人々を中心として世界中の人に知られるようになりました。

 このサイトでは外国の方が見て乗ってみたいというワクワク感を感じてもらえるように、1台あたり少なくとも30枚以上の写真を掲載して車の仕様を丁寧に紹介しています。連日、数百台のオーダーで新しい車が補充されるので、車が好きな人なら毎日見に来ても飽きないと思います。アフリカを中心に世界のいろいろな地域から24時間、買い取りのオファーが入ってきます。

ECサイト「BE FORWARD」。1台あたり少なくとも30枚以上の写真を掲載して、アフリカのクルマ好きの物欲を刺戟する。

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