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あなたの荷物、スマホに収めてしまいませんか

サマリーが寺田倉庫と企む「四次元ポケット」

2016年3月4日(金)

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 「あなたの荷物、まとめてスマホの中に収めてしまいましょう」。そんなことをいきなり語りかけてくる男たちがいたら、怪しむ人も多いだろう。しかし、それは超魔術やSFの話ではない。「スマホから会員登録して荷物をトランクルームに預けるという話では?」。惜しい。確かに荷物は預けるが、それだけでない。ユニークなサービスの仕掛け人であるサマリーCEOの山本憲資さんと寺田倉庫執行役員の月森正憲さんに話を聞いた。

(聞き手は坂巻 正伸)

寺田倉庫執行役員の月森正憲さん(左)とサマリーCEOの山本憲資さん(写真:尾関裕士、以下同)

山本さん率いるサマリーが提供する「サマリーポケット」。一般的なトランクルームで荷物を箱ごと預かるサービスとは“ひと手間”違う取り組みですね。

山本:利用方法は至ってシンプルで、スマホの専用アプリから保管用ボックスを注文し、ボックスが届いたら荷物を詰めてアプリで集荷を申し込む。すると、預けたアイテムをスタッフが写真撮影してリスト化し、スマホで一覧できるようになります。

部屋を占領している洋服や蔵書などをまとめて預けて部屋をすっきりさせたうえ、写真付きのアイテムリストを作成してもらえる。

山本:キャッチフレーズは「すべての荷物を、てのひらに。」。いつも持ち歩いているスマホの中にすべてが収まっている、そんな感覚を味わえるサービスです。

サマリーは元々、トランクルームの会社ではなく、WEBサービスの会社ですね。

POSから解放されたモノを「事典化」

山本:WEBサービス「サマリー」を提供しています。

 「Sumally」とは「sum(足す)」と「all(すべて)」を合わせて、「すべてを足し上げる」という意味を込めた造語です。

 サマリーには、そのモノが何かという基本情報に加えて、誰がそれを持っているのか、誰がそれを好きなのか、誰がどこで売っているのかといった情報も蓄積していきたい。そこで、登録ユーザーに「want(欲しい)」と「have(持っている)」を表明してもらう。好みの合う人たちをフォローしていると、自分の登録ページに「欲しい!」と思うものが次々と表示されるので、“物欲刺激SNS”と呼ばれたりしています。

いわゆる販売流通に乗っているモノであれば、POSシステム(Point Of Sales system、販売時点情報管理)で商品情報がリスト化され、把握されていますが…。

山本:そうした「商品」をいったん誰かが購入すると、POSシステムから解放された「モノ」になります。

 厳密な管理システムから解放されたモノたちは、持ち主に大事に使われたり、誰かにプレゼントされたり、オークションに出されたり、あるいはどこかに仕舞い込まれたり、捨てられたり、様々な道をたどります。それらを改めてリスト化したプラットフォームがあれば、モノたちは、今まで以上に人々の役に立ち、楽しませ、喜ばせることができるようになる。

そこに様々なビジネスチャンスも育ってくる。

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「あなたの荷物、スマホに収めてしまいませんか」の著者

坂巻 正伸

坂巻 正伸(さかまき・まさのぶ)

日経ビジネス副編集長

1991年、日経BP社入社。サービス分野専門誌での記者活動の後、「日経PC21」「日経トレンディ」副編集長、媒体開発、「日経ビジネスアソシエ」編集長を経て現職。「日経ビジネスオンライン」の編集を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官