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電車で異常にもたれかかってくる人の末路

ランスタッド EAP総研の川西由美子所長に聞く

2017年3月21日(火)

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(写真:ullstein bild/Getty Images)

えーと「ガタンゴトン、ガタンゴトン…」と、割合ゆっくりしたリズムだから2回?起きている時の脳波は13回だったから、電車の揺れに同調するとなると脳波も13Hzからぐぅっと下がってくる?

川西:そうです。健康な人は電車で座り、目をつぶると、脳波はベータ波からアルファ波、シータ波に切り替わり、どんどん眠くなる。電車で横の人にもたれかかるほど寝てしまう人は、その下のデルタ波が現れているはずです。シータ波が出て以降の状態を「ノンレム睡眠」と言って、人体の25%のエネルギーを使う脳を休息させる最大のチャンスとなります。

そこまで深い睡眠状態に入っているからこそ、「隣の人に異常にもたれかかってくる人」は、ちょっとくらい肩で小突いても、すぐに再びもたれてくるんですね。

川西:本当に深い睡眠状態に入ると、小突いたぐらいでは起きませんから。

飛行機や新幹線など長時間移動ならともかく、自分は在来線で座ってもとてもそんな状態になりませんが。

意外!もたれかかってくる人は“できる人材”

川西:それは脳と体がアンバランスだからだと思います。過剰労働で脳は凄く疲れているけど運動不足で体は疲れていない。あるいは「ああでもない、こうでもない」と様々な心配事を考えイライラしていても、脳波はシータ波まで下がりません。

「キャンペーンの割にはアマゾンの予約が伸びない。売れない本を作った人間の末路はどんな破滅が待ち受けているのか」などと考えていてはダメ、と。

川西:重要なのは、先ほどお話しした通り、たとえ短時間でもノンレム睡眠を取れれば、疲れた脳が少なからず回復することです。つまり、電車の移動時間などで小まめにノンレム睡眠を確保できる人は、常に仕事にリフレッシュした脳で臨める可能性が高い。

ということは、電車でもたれかかる人の末路は、企業社会で落ちこぼれるどころか…。

川西:次々に成果を上げる「出来る人材」になる素養がある、と言えるかもしれません。

これは意外…。精神力、体幹共に弱い「だらしない人」かと思っていました…。

川西:むしろ逆でしょう。電車でぐっすり眠れる人は、しっかり仕事もやりつつ、普段から体を動かし前向きな人生を送っている人である可能性が高いと思います。青年期から文武両道を実践し、自分に厳しく技術や知識、気力を磨いてきた人のような気がします。

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「電車で異常にもたれかかってくる人の末路」の著者

鈴木 信行

鈴木 信行(すずき・のぶゆき)

日経ビジネス副編集長

日経ビジネス、日本経済新聞産業部、日経エンタテインメント、日経ベンチャーを経て2011年1月から日経ビジネス副編集長。中小企業経営、製造業全般、事業承継、相続税制度、資産運用などが守備範囲。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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