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英ダイソンCEO「成長のけん引役は日本と中国」

先端製品は日本から。中国事業の半分はECで。

2016年3月31日(木)

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サイクロン型掃除機などが好調の英家電メーカー、ダイソンが攻勢を強めている。2015年は売上高、利益とともに過去最高で、今年は英本社に新たな研究開発施設を開設。主力の掃除機のみならず、ロボット掃除機や室内の空気汚染度をネットで把握できる空気清浄機能付きファンなど、製品ポートフォリオを急速に拡大している。英ダイソンのマックス・コンツCEO(最高経営責任者)に話を聞いた。
英ダイソンのマックス・コンツCEO(最高経営責任者)。1969年、ドイツ生まれ。米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などを経て2010年にダイソンに入社。2012年から現職。

ダイソンの2015年の業績は非常に好調でした。何が好業績をけん引役したのですか。

コンツ:確かに2015年は非常に力強い年でした。売上高は前年と比べて26%増えて17億ポンド(約2700億円)、利益も同19%増えて4億4800万ポンド(約720億円)となりました。けん引役は、高品質の製品を求める需要が世界的に高まっていることにあります。我々は、優秀なエンジニアと若い才能を人々が抱える問題を解決するために投じてきました。軽量でインテリジェントなバッテリータイプの掃除機や、家庭環境を安全で清潔に保つ空気清浄機といったダイソン製品を、多くの消費者が高く評価しています。この現象は今、世界中に広がっています。我々の技術力は、非常に普遍性のあるものだと考えています。

 特に日本は、我々にとってスターマーケットです。2015年も2014年も、前年と比べて50%ずつ事業が拡大してきました。多くの新技術をまず、日本で投入していますが、それは、技術や品質の要求水準において、日本の消費者が非常に洗練されているからです。我々は、新しい技術はまず、世界で最も要求水準が高い国で投入したいと考えています。それが技術者にとって、最高の技術を開発する上でのチャレンジとなるからです。

 象徴的なのがロボット掃除機「ダイソン360 Eye」です。まずは表参道(東京)の旗艦店で立ち上げましたが、現在では約200の販売店に展開しています。小型のデジタルモーターを搭載して高い吸引力を持つほか、360度カメラで周囲の状況を把握。さらに、ダイソン製品として初めて、インターネットに接続してスマートフォンから操作できます。

昨年オープンした表参道の旗艦店は、日本での事業拡大に貢献していますか。

コンツ:これまで非常にうまくいっています。我々は、ダイソンのすべての技術を消費者に丁寧に理解してもらえる場所を持つことが非常に重要だと考えています。もちろん、パートナーの小売店でもそうした場所を持つことはできます。店舗を訪れると、ダイソンの担当者が製品を説明してくれますよね。

 しかし、その一方で、我々自身がこうした場を独自に持つことも同時に重要だと感じています。我々は急速に製品ポートフォリオを拡大しており、技術をより詳しく、分かりやすく理解してもらう必要があるからです。

 そのため、こうした旗艦店は日本だけではなく、世界の主要都市で展開していく予定です。今年6月には英ロンドンのオックスフォード・ストリートでもオープンする計画です。また、既にデモンストレーション用の店舗はインドネシアのジャカルタから中国の北京、上海など主要都市にも展開しており、こうした店舗網は今後、拡大していきます。

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「英ダイソンCEO「成長のけん引役は日本と中国」」の著者

大竹 剛

大竹 剛(おおたけ・つよし)

日経ビジネス記者

2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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