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スマホ最強、クオーツが語るメディアの未来

急成長のビジネスメディア、クオーツ社長兼発行人に聞く

2017年4月11日(火)

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 2012年の立ち上げ以来、ビジネスエグゼクティブを中心に存在感を高めているビジネスメディアがある。米アトランティック傘下のクオーツ(QUARTZ)だ。スマートフォンなどのモバイルに特化した戦略で知られており、月に2000万人を越える読者を集める。アプリのダウンロード数も月60万近くで、今なお新規読者を増やしている。

 全社員は200人ほどだが、“モバイル・ファースト”を旗印に誕生しただけにエンジニアが20%近くを占める。広告もネイティブアド(広告と明示されているが、編集記事のようなフォーマットの広告)が中心で、スマホの画面には余計なバナーがない。

 「取材して書く」というジャーナリストの基本動作は既存メディアと変わらないが、自分でプログラムのコードを書く記者もおり、中身はモバイル向けに最適化されている。今の時代のメディアの形を体現しているメディアと言えるだろう。クオーツとメディアの未来をどう見ているか、ジェイ・ローフ共同社長兼発行人に話を聞いた。

2012年の立ち上げ以来、モバイルに特化したメディアとして注目を集めています。日本にはクオーツのことを知らない読者もいますので、まずはどういうメディアかというところから教えてください。

ジェイ・ローフ氏(以下、ジェイ):私たちはクオーツを「変化にワクワクするようなビジネスパーソンに向けたグローバル経済の新たなガイド」と説明しています。以前、私はクオーツの読者層を以下のように表現したことがあります。飛行機の前半分(ファーストクラスとビジネスクラス)に乗って、毎日のように世界を飛び回る人々――と。彼らは生まれた国や教育を受けた国とは異なる国で働いているかもしれない。あるいは、普段、働いているシリコンバレーにいるように、東京やムンバイの路地を歩いているかもしれない。私たちはそういったグローバルなマインドを持つビジネスパーソンのために記事を書いています。

クオーツのジェイ・ローフ共同社長兼発行人。ワイアードの広告ディレクターを経た後、アトランティックの発行人として誌面の再活性化などに関わる。2012年9月以降、クオーツの発行人として活躍中(撮影:Mayumi Nashida、以下同)

主要読者は“C-Suite”と呼ばれる経営幹部

 “モバイル・ファースト”のメディアを立ち上げたのも、そういった読者層を意識してのことです。彼らはそれこそ四六時中移動しており、スマートフォンなどモバイルで情報を収集しています。もう紙の新聞やパソコンを必要としていないんですね。また、2012年にサービスを始めた時には、既にあらゆるトレンドがモバイル消費にシフトしていました。モバイル・ファーストのメディアを作る必要があるということは明らかでした。はじめの質問に戻ると、クオーツとは「グローバルに活躍するビジネスパーソンがグローバル経済を理解することを支援するデジタルネイティブな報道機関」と定義づけることができると思います。

コメント2件コメント/レビュー

日本のウェブ媒体は広告記事であると疑わしい記事でも、何も記載の無い場合が多い。
少なくとも法人やマスによるペイドパブには、必ず広告である旨を明示するように自主規制しておかないと、また厳重な法規制が掛けられて海外に遅れを取るという、いつか見た光景が繰り返されるのでは?(2017/04/11 12:37)

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「スマホ最強、クオーツが語るメディアの未来」の著者

篠原 匡

篠原 匡(しのはら・ただし)

ニューヨーク支局長

日経ビジネス記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。建設・不動産、地域モノ、人物ルポなどが得意分野。趣味は家庭菜園と競艇、出張。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

日本のウェブ媒体は広告記事であると疑わしい記事でも、何も記載の無い場合が多い。
少なくとも法人やマスによるペイドパブには、必ず広告である旨を明示するように自主規制しておかないと、また厳重な法規制が掛けられて海外に遅れを取るという、いつか見た光景が繰り返されるのでは?(2017/04/11 12:37)

 すごく内容がいい。現状への理解と、次のアプローチへのしっかりとした考えがうかがえる。

 ただ、日本語が不足している。この”クオーツ”が社名?であるのが、途中でようやく気づくのも舌足らずではあるし、カタカナで表現された部分の英語概念をもうすこし深く突っ込めたらもっといいものにできた。
 たとえば”クオーツ”はどういう考えからでてきた名前なのか、とか。

 せっかく外国語ができるんだから、言語の概念を比較するようにすれば、さらに深く理解が進む。(2017/04/11 06:30)

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三品 和広 神戸大学教授