• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

事故物件借りちゃった人の末路

事故物件公示サイト運営管理人、大島てる氏に聞く

2016年4月21日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

なるほど。いずれにせよ今は、うっかり事故物件を借りてしまうなどということはないんですよね。殺人や自殺があった物件はその旨を契約時に告知する義務が業者にある、と小説「残穢」にも書いてありました。

大島:確かに、自殺や殺人、火災などで人が死亡したという心理的瑕疵(心理的な欠陥)がある部屋の場合、貸し主(大家)は借り主(入居者)に対して、事前に告知する義務があります。

よかった。

告知義務はあるが、ルールはとても曖昧

大島:ただ、注意しなければならないのは、この告知義務はとても曖昧だと言うことです。例えば、事故が起きた後、入居者が次々に代わっていった場合、何人目に対してまで告知する義務があるのかは法令で定められているわけではありません。告知の年数としても定められていない。業界では、事故後1人目の入居者には伝えることが潮流になっていますが、2人目以降の入居者に対しては告知義務がないと考えられているようです。中には、事故があったのに、何事もなかったかのように振る舞い、通常通りの家賃で入居者を募集する業者も存在します。そんな悪徳業者や悪徳大家から、消費者を守るのも当サイトの重要な役割の1つです。 さらに言えば、告知義務があるのは事故があった部屋だけとされています。このため、隣室や階下の部屋で事故があったという部屋に、何も知らずに住んでいるといったことはいくらでもあります。

そうなんですか…。でも、たとえそうだとしてもこの科学万能の21世紀の世の中に、小説「残穢」みたいに、やばい部屋だからと言って怪奇現象が起きるなんてことはないですよね? 事故物件の専門家として多くのいわくつき不動産を見聞きしてこられたと思いますが、その辺り、真実はどうなんでしょう。

大島:まず、同じマンションで立て続けに事故が起きる、ということ自体は珍しくありません。(事故物件サイトを見ながら)例えば、この東池袋の…この物件を見てみてください。

うわ、何ですか、このマンションは。平成14年6月25日に513号室で死体遺棄、平成22年8月22日に416号室で保護責任者遺棄致死、平成25年9月14日に首吊り自殺。完全に「残穢」としか思えませんが…。

大島:こういう事例はレアではなく、先日もこんな事例を見つけました。昨年6階で殺人事件があったマンションの8階の部屋が入居者募集中で、チラシに「告知事項有り」という記載があったんです。

コメント4件コメント/レビュー

与太話を最後まで読んでしまった人の末路は、
……次も呼ばれる(笑)(2018/03/13 17:34)

オススメ情報

「キーパーソンに聞く」のバックナンバー

一覧

「事故物件借りちゃった人の末路」の著者

鈴木 信行

鈴木 信行(すずき・のぶゆき)

日経ビジネス副編集長

日経ビジネス、日本経済新聞産業部、日経エンタテインメント、日経ベンチャーを経て2011年1月から日経ビジネス副編集長。中小企業経営、製造業全般、事業承継、相続税制度、資産運用などが守備範囲。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

与太話を最後まで読んでしまった人の末路は、
……次も呼ばれる(笑)(2018/03/13 17:34)

こういう話は、あまり聞かない(知ろうとしなかった)ので、参考になった。
最後の話だが、合理的に解釈しようとすれば、階下の部屋を買った人物にはもともと(潜在的に・・・かもしれないが)自殺願望(あるいは自殺への憧憬)があったのではないか。
  もともと自殺願望があったところへ階下の部屋が事故物件になったので興味を持って買い(普通の人なら見るのも嫌か、さっさと引っ越ししているところだろう)、そこで生活しているうちに、ここで人が死んだのなら自分も死んでも怖くない、と思い始め、ついにそれが高じて決行してしまった、と考えられないか。
 普通の神経ならもちろん考えられないが、事故物件をわざわざ買って、もとの自分の部屋とつないで住んでしまうくらいの人物なら、それくらいはあり得るのではないか。
 買った部屋で、亡き人と会話していたかどうかは定かではないが(そこまでいけば「呼ばれた」ということになるが)、実際に会話していたかどうかはともかく、そういうことに憧れていた人物と考えれば、それほど不思議ではないと思えるのだが・・・
 
 (2018/03/13 09:36)

化学万能って…(失笑)(2016/05/26 12:49)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

断ればいいんです。値段を上げればいいんです。そうしないと労働時間の短縮なんて、できるはずないですよ

神津 里季生 連合会長