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「ポケモンGO」上陸で時間争奪戦が勃発

位置ゲームがもたらす負の側面をどう乗り越えていくか

2016年7月25日(月)

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 スマートフォン向けのゲーム「ポケモンGO」の配信が、ついに日本でも始まった。7月22日(金曜日)午前10時過ぎにダウンロードが始まると瞬く間にユーザーが殺到。政府が歩きスマホをしないよう注意喚起するほど人気を集めている。無理もない。日本発のゲームながら、米国などから2週間も遅れてのリリースとなった。ファンからすれば、待望のゲームがやっと日本でも遊べるようになった。

 ポケモンGOは位置ゲームの1種だ。スマホを含め携帯電話は基地局からの位置情報やGPSを利用して自らの位置を常に把握している。その位置情報を利用して、今いる場所でしか手に入らないアイテムを入手したり、移動距離に応じてポイントを得たりしてゲームを進めていく。

 位置ゲームは日本で発展したと言っても過言ではない。2000年以降、まだガラケー時代から位置情報を利用したゲームが登場。代表格が2003年に発表され、今も人気がある「コロニーな生活」だ。運営会社のコロプラは「位置ゲー」の商標を持つほど、老舗として活躍している。

 ポケモンGOは日本でも社会現象を巻き起こしているが、それはメリットとデメリットの両方を含めてのこと。そこで、元祖位置ゲーを世に送り出したコロプラの前副社長、千葉功太郎氏にポケモンGOについて聞いた。(聞き手は坂田 亮太郎)

まずは、「ポケモンGO」について、どんな感想をお持ちですか。

千葉:改めてポケモンというキャラクターの強さを感じましたね。ポケモンGOの配信が始まってからまだ2〜3時間しか経っていませんですが(このインタビューは日本でポケモンGOの配信が始まった直後に行われた)、虎ノ門周辺で歩きながらスマホをいじっている人を観察したところ、10人中3人がポケモンGOをやっていました。少ないサンプリングですが、わずかな時間で3割もの人が遊んでいる。これは驚異的なことと言っていいと思います。

千葉 功太郎(ちば・こうたろう)氏
投資家・慶應義塾大学SFC研究所 上席研究所員
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、株式会社リクルート(現 株式会社リクルートホールディングス)に入社。インターネット黎明期よりWebサービスやモバイルサービスの立ち上げに従事し、2000年よりモバイル系ベンチャーの株式会社サイバードでエヴァンジェリスト。2001年に株式会社ケイ・ラボラトリー(現 KLab株式会社)取締役に就任。2009年に株式会社コロプラに参画、同年12月に取締役副社長に就任。採用や人材育成などの人事領域を管掌し、2012年東証マザーズIPO、2014年東証一部上場後、2016年7月退任。2015年に業界130社が加盟する社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム代表理事に就任。また、2016年には慶應義塾大学SFC研究所 ドローン社会共創コンソーシアム上席研究所員に就任。国内外インターネット業界のエンジェル投資家として、スタートアップベンチャーやVCへの投資は数十社に広がる。

千葉:私はこの7月にコロプラを退任しました。なので、今日はコロプラの千葉としてではなく、個人としての考えをお話しさせていただきます。

 ポケモンは日本発のキャラクターとして世界中でヒットしました。ただ、世代間でギャップがあります。今の30代前半の人が10代前半の頃にポケモンが登場したので、40代以上の人からすると、ポケモンは少し遠い存在ではないでしょうか。これは日本だけではなく、米国などでも同じ傾向です。

ゲームボーイ(懐かしい!)用のソフトとして「ポケットモンスター赤・緑」が登場したのは1996年ですから、今から20年前ですね。今年44歳の私はピカチューを知っていても、他のモンスターは全く知りません。

千葉:この「世代間で認識のギャップが大きい」というのが今日お話しするキーワードになると思います。

コメント19件コメント/レビュー

アラフィフですが、子供がよくポケモンみていたので一緒に遊んでいます。新しいものには負の側面も付きまといます。でも流れはとめられません。人口密度の高い都会では問題も増えるでしょうが、地方にはチャンスですね。ひと段落したらどんどん地方特典を増やして人の動きができるといいですね。現在地方はポケストップの数みても未開拓状態のところがまだまだありますので。(2016/08/07 10:49)

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「「ポケモンGO」上陸で時間争奪戦が勃発」の著者

坂田 亮太郎

坂田 亮太郎(さかた・りょうたろう)

日経ビジネス副編集長

東京工業大学大学院修了後、98年日経BP入社。「日経バイオテク」「日経ビジネス」を経て2009年から中国赴任。北京支局長、上海支局長を経て2014年4月から日経ビジネスに復帰

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

アラフィフですが、子供がよくポケモンみていたので一緒に遊んでいます。新しいものには負の側面も付きまといます。でも流れはとめられません。人口密度の高い都会では問題も増えるでしょうが、地方にはチャンスですね。ひと段落したらどんどん地方特典を増やして人の動きができるといいですね。現在地方はポケストップの数みても未開拓状態のところがまだまだありますので。(2016/08/07 10:49)

どっちにしてに僕はやりませんけどね。

踊らされてる感があって、ものすごい違和感を感じる。(2016/08/06 20:36)

時間の争奪と言う意味ではリリースからこれまでの状況は驚異的だと思う。
他のソシャゲユーザーもこぞってポケモンGOにシフト(今のところ)しているし、それにともなってYouTubeやニコ動等もポケモンGO花盛りであり、各メディアや政府関係者までもがポケモンGOを口にしている現在、相当の危機感を持っている向きも少なくないのではなかろうか。
相変わらず拒絶反応を起こしている方々もいずれはこの大波に飲み込まれる事になるだろう。
そして危機感を持った現在のマスメディア(TV・新聞・雑誌等)が質の向上に振り向いてくれ、
ただ情報を垂れ流すのではなく、ポケモンGOを中断してでも確認したくなるような内容を持った番組や紙面、記事作りがなされる事に大いに期待するものである。(2016/07/27 11:17)

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