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新卒3年目で社長に就かせます

内定者に「確約」したシェイクの上林周平副社長に聞く

2016年8月1日(月)

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 2017年入社の新卒採用活動もほぼ終盤を迎えた。今年も人手不足による売り手市場が続いたことから、どの企業も優秀な人材の確保に躍起になった。

 そんな中、人材コンサルティング事業を手掛けるシェイク(東京都千代田区)は、新入社員を入社3年目に子会社の社長に就任させることを約束する「社長確約型採用」を導入した。入社時から具体的で高い目標を持たせ、社長になるために必要な経験を積ませることで成長を促そうという狙いがある。

 「人事コンサルティングを手掛けるからには、自分たちの新入社員がどこよりも成長する会社でありたい」と話す、上林周平副社長に話を聞いた。

(聞き手は西頭 恒明)

入社3年目に子会社の社長に必ず就いてもらうという、ユニークな約束を提示して新卒採用活動をなさいました。反響はいかがでしたか。

上林:説明会を全部で8回開き、合計で134人が参加しました。その中から最終的に男性3人、女性2人の5人に内定を出しました。入社後、同期が複数いる場合は、社長のほかに副社長や専務などを担ってもらう可能性もあります。

 説明会への参加人数自体は前年とあまり変わりませんでしたが、これまであまり見なかったタイプの学生が増えた印象はありますね。思考力や人間的魅力、馬力など総合的に能力が高い学生がそろったという手応えがありました。

「社長確約型採用」を導入したシェイクの上林周平副社長

やはり、社長になりたいという意識が強い学生が集まりましたか。

上林:そうですし、将来起業を考えていて経験を積みたいという学生もいました。それと、バッティングする会社が変わりましたね。これまでは教育関係やNPO(非営利組織)が多かったのですが、今年はリクルートさんやベンチャー、IT(情報技術)関連が目立ちました。

そもそも社長確約型の新卒採用活動を行ったのはなぜですか。

上林:シェイクは人材コンサルティングを手掛けており、その中でも若手社員のリーダーシップ開発のお手伝いを主要な事業の1つにしています。他社の新入社員や若手社員を育てる仕事をしているからには、まず自分たちの新入社員がどこよりも一番成長する会社でありたいと考えました。

 どういう時に人は育つのかと言えば、1つは具体的で高い目標がある時です。人はそこを目指して頑張ります。それから、これは米国で実施された調査の結果ですが、経営者に「何が自分の成長につながったか」を尋ねたところ、職場での仕事の経験という回答が70%と最も多くを占めました。良質な経験が成長に必要だということです。

 具体的で高い目標と良質な経験。この2つの点から、入社3年目の社長確約型採用を導入しました。3年目に子会社の社長に就くという具体的で高い目標を持てば、それまでの2年間で社長になるためのスキルを磨く決意が生じるでしょうし、その間、何をやればいいかを自分で考えるようになります。入社1~2年目から、自分が社長になったらこういうことをしようと考えることが大事なんですね。

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「新卒3年目で社長に就かせます」の著者

西頭 恒明

西頭 恒明(にしとう・つねあき)

日経ビジネス副編集長

1989年4月日経BP社入社。「日経イベント」を経て、96年8月「日経ビジネス」編集部に異動。2008年10月日経ビジネス副編集長。2009年1月日経情報ストラテジー編集長。2012年1月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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