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「専門家の為替予想を見てはいけない」

2015年10月14日(水)

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6~8月には一時1ドル124円までいったドル円相場は、このところ120円台で動かない。市場は米国の利上げの動き次第で次の変化を予想する。最近、『なぜ専門家の為替予想は外れるのか』(ぱる出版)を書いた元JPモルガン・チェース銀行で為替資金本部副本部長の富田公彦氏は「為替予想を信じてはいけない」と言う。その理由と、個人投資家はどうすべきかという対策を聞いた。

(聞き手は田村 賢司)

『なぜ専門家の為替予想は外れるのか』とは刺激的なタイトルです。この本を出した狙いはなんですか。

富田:証券会社や銀行には為替ストラテジスト、マーケットエコノミストといった専門家がいる。でも彼らが行う為替予想には、実は理論的な根拠がないのが実情だ。

 例えば、何年か前から金利差を為替予想に使う様になった。ドル円でいえば、「米国が金利を上げる」「日本が金融緩和を行う」といったことになれば、両国の金利差が拡がり、ドル高円安に振れる、といったものだ。

 代表的なのは2年もの国債の金利差で、米金利が上がり、差が開くと円安になるという。だが、ドル円相場に相関関係があるように見えるというようなことで、そこに理論的な根拠はない。これは、単に最近そのように動いてきたというだけで、「米金利の変動から、こういう経路を経てドル高円安につながる」という因果関係は示していない。

 それなのに、まことしやかにその予想をいうのはおかしい。この本ではそれを指摘しようとしたわけだ。

富田公彦(とみた・きみひこ)氏
1957年生まれ。82年、富士銀行入行、資金為替課配属。以後、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、ステート・ストリート銀行などで、外国為替のディーリングなどフロントと呼ばれる業務を中心に勤務してきた。2014年から中西建治・参議院議員の政策スタッフに。

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「「専門家の為替予想を見てはいけない」」の著者

田村 賢司

田村 賢司(たむら・けんじ)

日経ビジネス主任編集委員

日経レストラン、日経ビジネス、日経ベンチャー、日経ネットトレーディングなどの編集部を経て2002年から日経ビジネス編集委員。税・財政、年金、企業財務、企業会計、マクロ経済などが専門分野。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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