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Jリーグに足りないのは経営人材

育成事業を立ち上げた村井満チェアマンに聞く

2015年12月8日(火)

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 スポーツ界で経営を担う人材を育成する――。そんな目標を掲げ、Jリーグが2015年度にリーダー育成講座「Jリーグヒューマンキャピタル(JHC)教育・研修コース」を立ち上げた。

 講座は、前期が提携した立命館大学が提供するビジネススクール科目、後期がJリーグのあるクラブの事業計画を立案したり、経営者として勝つためのチームをどう作るかを考えたりするカリキュラムなどで構成している。中には、Jクラブのホームゲームで実際に運営に携わるといったフィールドワークも含まれる。

 今年5月に始まった第1期の講座には、元鹿島アントラーズの中田浩二氏ら元選手に加え、公認会計士やコンサルタント、金融機関など幅広い業界から43人の受講者が参加している。この中から数人が、2016年2月の講座終了後にJリーグに雇用され、将来の経営者を目指す。現在、2016年4月開講の第2期講座へのエントリーも始まっている。

 「Jリーグだけにとどまらず、日本のスポーツ界の経営を担うリーダーを育てる」と強調する村井満・Jリーグチェアマンに狙いを聞いた。

(聞き手は西頭 恒明)

スポーツで日本の「課題」を解決

Jリーグは今年、スポーツ界の経営人材を担う講座を立ち上げましたが、どのような狙いからなのでしょうか。

村井:私はスポーツには日本が今抱えている様々な課題の多くを解決し得る、大きな可能性があると思っているんです。例えば、人口減に伴って地域経済が疲弊している中、スポーツツーリズムなどスポーツを使った地域の観光振興が考えられます。2014年にJ3が始まって、地方のクラブを訪ねてみると、本当に数千人単位の若い人たちが大挙してスタジアムに来ているんですね。こういうコンテンツなんてそう見当たらないでしょう。

Jリーグの村井満チェアマン。リクルートで執行役員などを務め、2014年1月にJリーグチェアマンに就任した(写真:清水盟貴)

 あるいは、仲間をいじめないとか、力を合わせるとか、教育の一助となるような価値観を提供する力もスポーツにはあります。高齢者の医療費や生きがいの問題も、地域に体を動かせる施設が充実し、それを活用することで解決できるかもしれません。サッカーのような国際的なスポーツなら、国と国の国際交流も促せます。

 もともとJリーグは「豊かなスポーツ文化を振興する」という目的を、サッカーを手段として実現するために存在しています。サッカーそのものが目的ではありません。ですから、アルビレックス新潟がバスケットボールのチームを持っていたり、FC東京にバレーボールチームがあったりと、Jリーグが中心になっていろいろなスポーツで日本社会に貢献していこうと取り組んでいるわけです。

 ただ、こうしたことを進める上で、何より経営人材が不足している現実があります。

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「Jリーグに足りないのは経営人材」の著者

西頭 恒明

西頭 恒明(にしとう・つねあき)

日経ビジネス副編集長

1989年4月日経BP社入社。「日経イベント」を経て、96年8月「日経ビジネス」編集部に異動。2008年10月日経ビジネス副編集長。2009年1月日経情報ストラテジー編集長。2012年1月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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