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KFCのクリスマス商戦、「脱・ジャンク」が奏功

日本KFCホールディングス 竹井勤執行役員に聞く

  • 秋場 大輔

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2015年12月18日(金)

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 日本ケンタッキー・フライド・チキンのクリスマス商戦が好調に推移している。例年、この時期に実施している予約受付の実績は、金額ベースで前年比10%増だという。主力商品のチキンではコンビニエンスストアも販売を強化している中で、「高め」という印象のあるケンタッキーが前年を上回る売れ行きを記録しているのはなぜか。日本KFCホールディングスの竹井勤執行役員に聞いた。

(聞き手は秋場大輔)

竹井勤(たけい・つとむ)氏 
1988年、埼玉大学経済学部経営学科卒、三菱商事入社。2000年、ソデックスヘルスケア(現レオックジャパン)副社長、2008年、ローソン事業開発部長、上海ローソン董事。2013年、日本ケンタッキー・フライド・チキン執行役員

日本KFCにとってクリスマスは書き入れ時ですよね。今年の商戦はどのような感じでしょうか。

竹井:「クリスマスはケンタッキー」とキャンペーンを始めて今年で31回目になります。今年は10月30日から予約受け付けを始めましたが、12月10日までの状況を言うと、12月19日から25日まで7日間に届ける分の予約状況は金額ベースで前年比5%増、23日~25日の3日間に限ると同10%増です。

好調の原因は何ですか。

竹井:今年は店舗だけでなくネットでも予約ができるようにしました。これで、わざわざお店に足を運ばなくても予約ができて便利だとお客様が感じているのだと思います。しかし、もっと大きな流れがあるような気がします。

 いま競合はハンバーガーチェーンや回転ずし店、牛丼屋といったところばかりではありません。ファミリーレストランやコンビニとも競争しなければならない。スーパーの総菜コーナーも強力なライバルです。競争激化でケンタッキーは前年割れが続いてきましたが、2013年夏ごろから風向きが変わり始めています。

どうしてですか。

竹井: ブランディング戦略がうまくいっているのだと思います。海外で人気のファストフードが消費者に受け入れられている要因を分析すると、「手作り」「こだわり」「出来立て」「快適な店舗」などが挙げられます。ケンタッキーは、そうした要素があるファストフード店だと思います。もともと「FHH&H」を標榜していましたし。

「FHH&H」とは?

竹井:「Fresh」「Healthy」「Handmade」「Hospitality」の頭文字を取ったもので、それぞれ具体策を取っています。一例を挙げると

 Fresh:若鶏を工場から2日で店舗に配送。
 Healthy:植物油を採用。
 Handmade:11種類のスパイスを入れ、圧力釜で店内調理

といったところでしょうか。Hospitalityでは店頭にPOP看板を出すなどして、お店ごとに個性を出すようにしています。

 こうした戦略を消費者に訴求、それが伝わり始めているのではないでしょうか。NHKの連続テレビ小説に出演していた玉山鉄二さんに店長役でご登場いただいたコマーシャルを打っています。さらに全品国産化宣言もしました。さらに断続的に新商品を出した。これもブランディング戦略の一環です。

 同じ商品でも店によって味にばらつきがあるというご指摘もありました。この点も改善し、どのお店でも同じ味が楽しめるようにしたことも大きいと思います。

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