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なぜ「築地銀だこ」は人気チェーンになったのか

ホットランド 佐瀬守男社長の「現場に学ぶ経営」

  • 日経トップリーダー編集部

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2017年2月24日(金)

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たこ焼店チェーンとして、子供からお年寄りまで多くの人に知られる「築地銀だこ」。業界では後発だったにもかかわらず、なぜこれだけ拡大し、人気を保ち続けることができるのか。その裏には、運営会社であるホットランドの佐瀬守男社長の絶え間ない努力がある。「現場に謙虚に学び続ける経営」の極意を紹介する。

 皆さんは「築地銀だこ」のたこ焼を食べたことがありませんか。私は、この築地銀だこや、薄皮たい焼店「銀のあん」などを国内603店、海外62店(2016年12月現在)展開しているホットランドという会社の社長を務めています。ホットランドは14年9月に東証マザーズに株式上場、15年9月に東証一部に市場変更しました。

 これまでの歩みの中で、私が大切だと思うトップとしての視点や考え方がいくつかあります。それらをお話ししますので、皆さんの経営に役立ててほしいと考えています。

既存店の売り上げを伸ばすコツ

 ホットランドの売上高は309億4100万円(編集部注:取材時の15年12月期の数字で、前期比13%増。16年12月期は前期比1.9%増の315億3300万円)です。通常、新店を増やせば売上高はある程度伸びます。しかし、ホットランドの場合、既存店だけの売上高を見ても前期比プラスが15年11月まで26カ月続きました。

させ・もりお
1962年群馬県生まれ。88年、焼きそばとおむすびの専門店を立ち上げる。97年に「築地銀だこ」をオープン。他業態も含めて国内603店、海外62店(2016年12月現在)を展開する(写真:花井智子)

 既存店の売り上げを伸ばす秘訣は、データを重視することだと私は考えています。

 ホットランドでは1時間ごとに各店の売り上げのデータを集計しています。このデータの蓄積により、曜日や天候、時間帯などによって、どのくらい売れ行きが変わるかの傾向がつかめます。

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