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薬剤師も再教育し、スギ薬局ならではの人材に

スギホールディングス会長 杉浦広一氏に聞く(後編)

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2017年3月13日(月)

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1976年に夫婦で始めた1店の薬局を、全国で1000店舗以上のドラッグストアチェーンに育て上げたスギ薬局の創業者。年間50店以上の新規出店というペースで事業を拡大する中で、創業の理念を伝える独自の人材育成を進め、店舗運営を支えるサポート役としての本部の役割を強化してきた。3000店舗体制に向けて、あらゆる面でレベルアップを図っていく。

急速に店舗数が増える中、創業の理念や杉浦会長の考え方を多くの社員に伝えるためにどのような工夫をされていますか。恐らく、店舗数が5店舗、10店舗の頃は、直接話をされてきたのだと思いますが。

杉浦:自分の守備範囲は30店舗、広く見て100店舗です。現在、だいたい100店舗がある三河地域のように、1時間で行けるような距離の所なら目が届きますし、直接教育もできます。

 それ以上広がると目が届かないし、教育らしい教育ができなくなります。ですから、各エリアの長を約200店舗に1人、置いています。

すぎうら・ひろかず
1950年愛知県生まれ。岐阜薬科大学を卒業後、76年に妻の昭子氏と共に愛知県西尾市に店舗面積16坪のスギ薬局を創業。82年に株式会社化し、社長に就任。2008年に持ち株会社化、09年から現職。地域医療・福祉への貢献などを目的にした公益財団法人杉浦記念財団(昭子氏が理事長)の評議員会長も務める(人物写真:上野英和)

 また、全体教育という意味では、1988年に、一斉同報システムという名称のテレビ朝礼システムを導入しました。2014年まで毎週月曜の朝9時から1時間、そのシステムを使っていました。今は、インターネットを使ってやっています。

会長が1時間、お話しになるのですか。

杉浦:私は最初の1回だけ。その後は副社長(妻の昭子氏)がメインですね。彼女はそういう仕事に向いているんですよ。

独自の教育システムでスギ薬局ならではの人材を育成

薬局には薬剤師というスペシャリストがいますが、その薬剤師に対しての教育制度・等級制セミナーを整備されていますね。

杉浦:これには、年間で15億円くらいかけています。東名阪にセンターがあり、そこで調剤の実技を含めた教育を受けてもらいます。医療というのは、毎年レベルが上がりますから、薬剤師もそれについていかないといけません。

 今、薬剤師はグループに2000人近くいますが、必ず月に1、2回はどこかのセンターへ行って教育を受けています。調剤のスキルのほか、医療情報も教えます。基礎知識から始まって4年間続けて、それで卒業です。

 理念だけでは通用しませんからね。接客も、マニュアルを読めば理解できたように錯覚しますが、お客さまの立場に立つということだって、実際に客となって店舗へ行って質問をしてみなければ、分からないことはたくさんあります。座学だけでは不十分なのです。

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