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「ゆとり社員」は甘やかしなさい

武蔵野・小山昇社長に聞く

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2016年3月29日(火)

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 新入社員が一斉入社する4月が目前に迫った。が、今どきの若者の教育に手を焼く経営者や管理職は少なくない。ダスキンの加盟店業務の傍ら、600社以上に経営指導する「中小企業経営のカリスマ」こと、武蔵野(東京都小金井市)の小山昇社長も例外ではない。「ゆとり世代」の大量離職にあった苦い経験を振り返り、「今どきの若者の気質に『会社が合わせる』のが鉄則。間違っても、会社の都合に『若者を合わせさせよう』などと考えてはいけない」と、警鐘を鳴らす。ここ数年、新入社員を甘やかすかのような方向に舵を切ってきた、自社の人事施策とその効果、そして背後にある考え方を披露する。

 「いい人を選んで採用したい」「やる気のない社員には辞めてもらって、いい人と入れ替えたい」――それが、多くの経営者や人事担当者の本音でしょう。

 そして実際、その戦略が正しい時代もありました。

 しかし、悲しいかな、そんな贅沢を言っていられない時代が来てしまいました。

 今まさに、企業間の競争のルールが変わろうとしています。薄々気づいている人は多いと思いますが、あらためて確認しましょう。

 競争の基準が「売り上げの奪い合い」から、「人の奪い合い」にシフトしています。

 このうねりは、1980~90年代に、大量生産型の企業が衰退し、少量多品種生産の企業が伸びたことに比肩するほど、大きなものです。

 人手不足が原因で店舗を閉鎖したり、倒産したりする企業が話題になりました。私が経営指導をしている中小企業でも、受注できる仕事は山ほどあるのに、人手が足りないばかりに受注できないという悲鳴を聞きます。

 売り上げの確保より先に、人手確保に知恵を絞るべし。
 ちゃんと働く人を一定数確保できれば、売り上げは後からついてくる。

 極端にいえば、それがこれからの企業経営の真理です。

ルール変更を、チャンスに変えよう

 社員との関係も、自ずと変わります。働きたい人がたくさんいて、企業が選べた時代は終わり、働き手が企業を選ぶ時代です。

 しかし、悲観することはありません。ゲームのルールが変わったからこそ、新しいルールにいち早く適応すれば、大逆転が可能です。

武蔵野の小山社長。ダスキンの加盟店業務を手掛ける傍ら、600社以上に経営指導するコンサルタントの顔も持つ(写真:栗原克己)

 その意味で、私が数年前に見学して、驚嘆した中小企業がありました。

 東大阪の物流会社なのですが、高卒の新卒を約50人採用して、辞めたのはわずか1、2人ほど。今どきの若者の気質を考えれば、驚異的な定着率で、地元の教育委員会が視察にきたそうです。

 その秘訣は2つありました。

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