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日本には“資源”がある。視点を高くし掘り起こせ

ミロク情報サービス会長 是枝伸彦氏に聞く(後編)

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2016年5月13日(金)

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1980年にミロク情報サービスを買い取り、オーナー社長に就任した是枝伸彦氏。様々な困難を乗り越え、税理士などの会計事務所やその顧問企業向け業務用アプリケーションソフトを開発・販売する優良企業に育て上げた。2005年に社長を長男の是枝周樹氏に譲ったが、これからの経営者に期待することは多いという。

かつて親会社だったミロク経理が倒産したことの余波を受けて経営危機に陥るなど、様々な苦労をされてきました。これまでの経営人生から学んだことは何でしたか。

是枝:自分の勉強不足です。特に、外国語についてそう思います。情報収集力に直結するからです。ICT(情報通信技術)の世界は米国が先進国ですから、直接、情報収集をしたいのですができない。この点は人生で一番悔いているところです。もしも外国語ができたら、日本にいなかったかもしれませんが。

 米国の企業は、創業後間もない中小企業であっても、世界がマーケットだと思っています。タイム・シェアリング・サービスの会社を作った相手も、ボイスメールの会社もそうでした。ボイスメールはあんな小さな会社だったのに、英国のブリティッシュテレコムやフランステレコム、ドイツテレコムとも直接ビジネスをしていたわけですから。

 私は、ミロク情報サービスを「よくここまで大きくしましたね」と言われることが一番恥ずかしい。本当は、企業規模は今の10倍にはなっていないといけなかったんです。

是枝伸彦(これえだ・のぶひこ)氏
1937年鹿児島県生まれ。60年中央大学法学部卒業。東京オフィスマシン勤務を経て、65年ミロク経理に入社。77年ミロク情報サービスを設立し、取締役に就任。80年に社長、92年から会長を兼務し、2005年会長。テレコムサービス協会会長なども務める。(写真・菊池一郎、以下同)

このビジネスなら、売上高5000億円になっていいはず

どのような将来を思い描いていたのですか。

是枝:経営を引き受けたとき、年商は6億円くらいで、10年後はそれを100億円にするんだと思って頑張ってきました。9年かけてその目標を達成したときには、あと15年で1000億円にすると言ったけれど、それはできなかった。だから恥ずかしいんです。

 経営システムと経営ノウハウと経営情報サービスを提供するこのビジネスはグローバルなものですし、インフラのようなものですから、5000億円規模になってもおかしくありません。

 同じ分野に独SAPという会社があります。創業はうちより5年早いだけですが、それが今や1兆円企業です。本来なら、うちがそうなっていてもおかしくなかった。それは悔やんでも悔やみきれない。もしも私が直接、外国人とコミュニケーションできていたらと思っています。

 FA(ファクトリーオートメーション)、OA(オフィスオートメーション)の次に何が来るかを考えたとき、私の頭に浮かんだのは営業のオートメーション化でした。今で言うCRM(顧客情報管理)ですね。以前、社員を米国に調査に行かせたときにはこういう会社はありませんでした。これは伸びると思っていたので早くやりたかったんですが、米セールスフォース・ドットコムが出てきて、あっという間に市場を構築してしまいました。

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