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リーダーを育てるリーダーを育てろ

日色保・ジョンソン・エンド・ジョンソン社長

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2017年7月24日(月)

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 ジョンソン・エンド・ジョンソンの「我が信条」には、社員一人ひとりの尊厳と価値が明確に謳われている。その実現には、制度や環境の整備だけでなく、社員のマインドセット改革や職場を牽引するリーダーの育成が重要になってくる。そのための取り組みを明かす。

[この記事は「ヒューマンキャピタル2017」の講演をまとめたものです]

 私は人事担当ではありませんので、人事制度の話ではなく、経営者視点で働きがいのある職場、それを支えるリーダーシップという話をさせていただきたいと思います。

 働きがいのある職場というと、いろんな捉え方があると思います。私は、職場のモチベーションが高いことが重要だと考えています。そのための要素は、3つあります。

日色保(ひいろ・たもつ)氏
1988年静岡大学卒業後、ジョンソン・エンド・ジョンソンに入社。医療機器の営業、マーケティング、トレーニングを担当。その後、外科用器材部門と糖尿病関連事業部門の事業部長を経て、2005年にグループ会社であるオーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス社長に就任し、08年にはアジアパシフィックの事業も統括。10年にジョンソン・エンド・ジョンソンメディカルカンパニー成長戦略担当副社長、12年1月より現職。

 1つめは、ストーリー(Story=物語)です。その会社で働いている意義ですね。ミッションだったりビジョンだったり目標だったり。なぜその仕事が、自分にとって意義のあることなのか。その背景にあるのは、顧客からの感謝であり、経営層に対する信頼です。その下で、自分の仕事について語るべきストーリーがあるかないか、これがモチベーションに大きくつながる要素だと思います。

 次に、グロウス(Growth=成長)です。その会社で仕事をしていて、成長の機会があるかです。新しい知識や経験を得て成長できるチャンスがあるか。そのためにチャレンジしたりストレッチ(背伸びしないと届かないような目標に取り組む)したりする機会があるかです。これはどんな仕事でも同じだと思います。

 最後に、リコグニション(Recognition=承認)ですね。自分のしている仕事に対する承認であり感謝です。個人として認められ、チームに対しても貢献できているという実感がある。これが非常に大事です。

 このストーリー、グロウス、リコグニションが、モチベーションを高め、働きがいにつながるのだと思います。

 

マインドセットの変革が必要

 ただし、今は働く環境がずいぶんと変わってきています。このため、3つの要素に加えて、我々のマインドセット(考え方)も変えていかないといけない状況だと思います。

 マインドセットを変えると、成果が変わってきます。我々はスイッチ(Switch=変更)というキーワードでとらえています。生産性をいかに上げるかですね。これによって、より高い成果を上げる。これに対して、マインドセットをどうしていくか。この文脈で、多様な働き方を推進していく必要があると思います。

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