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職場の飲み会を120%活用するコツ

「オレ、大型免許を取りたいっす!」。そのとき社長は?

2015年7月27日(月)

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「おもてなし」のレベルの高さから工場見学が絶えない異色の産業廃棄物処理会社、石坂産業。意欲あふれる社員が続々育つ、人材教育の秘訣とは。今回のテーマは、飲み会の効用と活用法。2代目経営者の石坂典子社長が、最近の社内でのエピソードを交えて語ります(前回の記事はこちらをご覧ください)。

 職場の飲み会、大事ですよね。

 産業廃棄物処理会社を率いる経営者として、改めて痛感しているこの頃です。

 昨年の夏、若い社員たちと夜、会食をしていて、こんなことがありました。

 雑談の中で「みんなの夢は何?」と、何の気なしに尋ねました。すると「夫婦で海外旅行に行ってみたい」「バイクを買いたい」などと、みんなが思い思いに答えます。その中で突然、熱く語り始めた若手社員がいたのです。

社員との飲み会では、聞き役に回るように努めている(写真:栗原克己)

「オレも先輩たちみたいに、重機を扱えるようになりたいんです。でも、オレが今持っている運転免許では、4tトラックすら運転できない。だからまず大型免許を取りたい。そうしたら今よりどんどん、会社に貢献できるようになっていけると思うんです」

「分かった」

 私は、すかさず返しました。

「それならまず、冬まで頑張りな。そうしたら大型免許の教習を受ける手続きを会社でしてあげるから」

「はいっ?」

 彼は驚きました。周囲もざわめきます。

飲み会で熱く語る若手にどう対応すべきか?

「だから、免許取得の申し込みをしてあげるって言っているの!」

「え、マジっすか!」

「ただ、その前に……」

 私は、ここぞとばかりにピシリとくぎを刺しました。

「お前、人の話はちゃんと聞け! オッケー? それが冬までに直っていなかったら、この話はナシだからね」

 今なら時効だと思いますが、彼が入社したとき、私は内心「すぐに辞めちゃうんじゃないかしら」と、危惧していました。遅刻、欠勤が多くて、ぶっきらぼう。きちんとあいさつをするどころか、人の目を見て話すことができませんでした。けれど、まだ20代。若さの持つ可能性を引き出し、彼を伸ばしていけないだろうか。

 そう思っている矢先に、飲み会でこの発言があったのです。

コメント1件コメント/レビュー

週1回、必ず社員と飲みに行くというのもすごいと思うけれど、同じメッセージを何度も繰り返すというのも根気強い。平凡な経営者なら、違う話をしなければいけないと思って、朝令暮改、発言のたびに言うことが違ってくる。(2015/07/28 13:12)

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「職場の飲み会を120%活用するコツ」の著者

石坂 典子

石坂 典子(いしざか・のりこ)

石坂産業社長

1972年東京都生まれ。高校卒業後、米国への短期留学を経て、父親が創業した石坂産業に入社。2002年社長就任。現在、2児の母。13年、同社は経済産業省の「おもてなし経営企業選」に選ばれた

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

週1回、必ず社員と飲みに行くというのもすごいと思うけれど、同じメッセージを何度も繰り返すというのも根気強い。平凡な経営者なら、違う話をしなければいけないと思って、朝令暮改、発言のたびに言うことが違ってくる。(2015/07/28 13:12)

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