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パナは強い“もの・ことづくり”を取り戻す

パナソニックの宮部義幸専務と探る(1)

2015年6月29日(月)

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 技術や製品を生み出す「ものづくり」と、技術や製品、サービスを使って、これまでにない生活や社会のスタイルを生み出す「ことづくり」。製造業のグローバル化によって、「ものづくり」だけに拘った競争で、日本企業が勝ち抜くのには限界が見え始めた今、「ものづくり」と「ことづくり」の両方が高いレベルで揃うことが、持続的な競争力を身につけるカギとなっています。

 今回から数回にわたって、日本を代表するエレクトロニクス企業との議論から、「ことづくり」への取り組みや、その課題を探っていきます。最初のお相手は、パナソニックの専務(技術担当、知的財産担当、モノづくり総括担当、調達担当)である宮部 義幸さんです。

田中:パナソニックは、日本を代表する「ものづくり」企業でありながら、最近は、「ことづくり」に注力している印象を受けます。

 宣伝を見ていても、以前のように電池の容量やパソコン1回充電あたりの使用可能時間などを前面に打ち出していた内容から、利用者のライフスタイルの変化を訴えかける内容に変わってきているように感じます。

 こうした変化は、会社全体として「ことづくり」を、より重視する方向に変わってきているためなのでしょうか。

宮部義幸・パナソニック専務(技術担当、知的財産担当、モノづくり総括担当、調達担当)

宮部:企業全体のイメージを打ち出す役割を担う「企業宣伝」を、従来の内容から変えています。変化の理由の1つは、企業宣伝の責任者に、旧・松下電工の出身者である竹安聡(パナソニック 役員 ブランドコミュニケーション本部長)が就いたことです。

 松下電工は、住宅用の建材などを主力の事業としてきました。心地よい生活を実現するための台所や風呂、内装を提案するのに、1つひとつの機能を説明するような宣伝は、効果的ではありません。そこで同社は機能よりも、感性から一般の消費者に訴えることを得意としてきたと思います。

 「Wonders! by Panasonic」という標語は、竹安からの発案によるもので、パナソニックの行動指針として打ち出しています。従業員1人ひとりに、何か世の中に驚きを与えようという感覚が、蘇ってきて欲しいという思いです。

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「パナは強い“もの・ことづくり”を取り戻す」の著者

田中 芳夫

田中 芳夫(たなか・よしお)

東京理科大学大学院教授

産ー官ー学での経験をもとに、これからの人たちと価値づくりを一緒に考えていきたい。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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