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富士通の強みを生かしたオープン戦略を

富士通の五十嵐執行役員常務と探る(2)

2015年10月2日(金)

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 前回に続き、富士通の執行役員常務 ビジネスオペレーショングループ長である五十嵐一浩さんと、「ことづくり」への取り組みや、その課題を探っていきます。五十嵐さんには、「ものこと双発協議会」の理事として議論に参加いただいています(10月7日に開催されるものこと双発協議会のシンポジウムについてはこちらをご覧ください。協議会参画企業による研究会WGの成果報告などを行います。レセプションパーティもありますので皆様も是非ご参加ください)。

田中:どの業種でもそうですが、従来の形態が今後もずっと続いていくようには想像できません。富士通の場合は、デジタルの世界ならではの「怖さ」に直面するのではないでしょうか。

五十嵐一浩・富士通執行役員常務 ビジネスオペレーショングループ長

五十嵐:デジタルの世界の「怖さ」は、破壊的なことです。従来の業態をすべて壊してしまいます。アナログの世界と違って、1かゼロで、なくなってしまう可能性もあります。

 象徴的なのは、インターネットによる無料通話サービスのSkypeです。国際電話の業態を、完全に壊してしまいました。

 また、最近は、新聞を紙で読む人が少なくなっています。携帯機器やパソコンの画面で記事を閲覧する人が増えています。コンテンツは新聞社が提供していますので、新聞社は生き残るかもしれませんが、紙ベースの配信スタイルは大きく変わるでしょう。

田中:新聞業界や広告会社にとっては、脅威となる革新です。さまざまな分野で、こうした破壊的な状況が起きていくことを、どのように捉えていくかがカギとなりそうです。気づいた時には、自分が関わっている産業がなくなっているかもしれないのですから。

五十嵐:自社の強さを生かしたデジタルのエコシステムや、コミュニティを作っていくこと、自分の強いところを生かし、それ以外のところはオープンにして、どれだけ新しい価値を作っていくことができるかが問われます。

 米国は、こうした取り組みが巧みです。我々が協業している米TechShopのように、自分だけでは実現できないけれど、必要な技術を持つ人たちの力を借りながら、足りない部分を補って実現していくような教育を、日本でもできれば良いかもしれませんね。

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「富士通の強みを生かしたオープン戦略を」の著者

田中 芳夫

田中 芳夫(たなか・よしお)

東京理科大学大学院教授

産ー官ー学での経験をもとに、これからの人たちと価値づくりを一緒に考えていきたい。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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