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一世風靡したあのドーナツ店「大量閉店は布石」

岡本光太郎氏[クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン社長]

2016年7月20日(水)

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1時間待ちは当たり前。行列ができるドーナツ店として一世を風靡した。 国内100店体制を目指し躍進してきたが一転、17店を一挙に閉店。 商圏を見直して行列前提の店舗運営を刷新し、再成長を目指す。

[クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン社長] 岡本光太郎氏 
(写真=北山 宏一)
1970年生まれ。95年5月米マサチューセッツ州立大学卒業後、日昇自動車販売(東京都世田谷区)入社。2004年4月同社社長。その後、企業再生を手がけるリヴァンプ(東京都港区)に参画、2008年6月からクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンの経営に携わる。2012年3月から現職。
クリスピー、大量閉店の概要
米国で1937年に創業したドーナツ店のクリスピー・クリーム・ドーナツ。日本ではロッテとリヴァンプ(東京都港区)がクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンを設立し営業権を獲得。2006年12月、1号店開店以来、店舗網の拡大を進め64店に達した。だが昨年、戦略を一転。店舗集約を進め、昨年12月から今年3月末までに全体の約3割に当たる17店を閉店した。

 米国で人気のドーナツチェーン、クリスピー・クリーム・ドーナツが日本に上陸したのは2006年12月のことです。ロッテとリヴァンプ(東京都港区)が出資してクリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンを設立。新宿サザンテラスに1号店をオープンしました。

 メディアの注目度も高く連日、たくさんのお客様にご来店いただきました。「行列のできるドーナツ屋」というキャッチフレーズで親しまれてきました。

 その勢いのまま、数年間で関東から中部、関西、そして九州という具合に西へ西へと店舗網を拡大。「『行列のできるドーナツ屋』が名古屋に来た、大阪に来た」と出店のたびに話題になり、爆発的な売り上げ、集客が続きました。

 こうして昨年には64店まで到達。100店を目標に掲げ、ホームページなどでもメッセージを発してきました。

 ですが、このまま店舗数の拡大を続けることに疑問を持つようになりました。日本上陸から今年で10周年を迎えます。今後は単に「はやりもの」のスイーツというイメージのままではいけないのではないか。そこから脱し「日本市場に本当に根付くドーナツ屋さん」にならなくてはいけないのではないか。そう考えるようになったのです。

コメント18件コメント/レビュー

日本での定着を・・・との事ですが、大きく勘違いしておられる様で。
まぁそのまま消えてくれて構わないんですけど、3大都市とその他地方都市の格差を加速させるとは、時代の波や消費者の心理を読めているとは言い難い。
今回の舵取りが取り返しのつかない事にならなければ良いですね。(2016/08/18 23:30)

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いただいたコメント

日本での定着を・・・との事ですが、大きく勘違いしておられる様で。
まぁそのまま消えてくれて構わないんですけど、3大都市とその他地方都市の格差を加速させるとは、時代の波や消費者の心理を読めているとは言い難い。
今回の舵取りが取り返しのつかない事にならなければ良いですね。(2016/08/18 23:30)

店外の公共の通路や道路を独占して行列を作らせ、メニュー やサンプルを渡すような営業活動をする店で、いつも通行の邪魔になっていた。
あっという間に閑古鳥が鳴くような集客状態になったと思ったら、突然閉店した。
格好をつけて話しているけれど、結局、儲からないからやめただけだと思うのだが。
自分さえ良ければいいという態度を改めない限り、日本では受け入れられない。(2016/08/18 13:08)

> この手の業態は・・・
のコメントの方に同意です。
話題になって行列ができる、売上の最大瞬間風速時に一気に稼いで、ピークを超えて下り坂になったら固定費がかかる店舗はさっさと切り、確実に黒字を見込める店舗だけを残して地味なロングテール商売に切り替えるか、ブランド価値が残っている間に残存店をブランドと抱き合わせで売却する、というビジネスモデルなんでしょう。言ってみれば、恣意的に作った相場を天井で売り抜け儲けを確定させる、仕手筋と同じ論理です。
その博労気質を隠しもしない一方で、見捨てた地域の顧客や解雇した従業員を引き合いに出してのキレイごとも同じ口から聞かされ、不誠実な印象を強く持ちました。
そんな姿勢では商売は長く続きませんよ? と苦言のひとつも呈したいところではありますが、そもそも同じ看板で長く商売する気なぞサラサラないのでしょうから、口を開く値打ちもありませんかな。RMAD(2016/08/17 09:42)

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