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世界初、人の顔の商標登録でビッグマネーを生む

火を噴く実業家 KISSジーン・シモンズのビジネス塾(第1回)

2016年6月14日(火)

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派手なフェイスペイントに、火を噴くパフォーマンス。1970年代初頭にデビュー以来、ヒット曲を連発し、現在に至るまでハードロックの頂点に君臨し続けるロックバンドKISS。その創設メンバーのジーン・シモンズは、アーティストとしてだけでなく、スゴ腕の実業家としても知られている。ブランド・アイデンティティーを熟知し、バンドの象徴であるフェイスペイントをいち早く商標登録して、ビジネス化した先駆者だ。現在までに、ライセンスした商品は、コミック、アクションフィギュア、テレビゲームからコンドーム、棺桶に至るまで5000アイテム以上にのぼる。また、プロのスポーツチーム、レストラン・チェーン、金融ベンチャー、レコードレーベルなどの事業も手がける。そうした経験を踏まえて昨年、これから起業を目指す人たちに向けて書籍『KISSジーン・シモンズのミー・インク~ビジネスでドデカく稼ぐための13の教え』を執筆した。ロサンゼルス・ビバリーヒルズの豪邸に住むジーン・シモンズ氏を訪ねて、インタビューし、実業家としての素顔に迫った。

(聞き手は、音楽プロデューサーの田端花子氏)

ジーン・シモンズ
ロックバンド、KISSのベーシスト、ボーカリスト。1949年イスラエル・ハイファ生まれ。母親のフローレンスさんはナチスの強制収容所のサバイバー。58年に母親とともに米国に移住。当初英語がまったく話せなかったが、テレビやマンガを通じてマスターしたという。ビートルズにあこがれ、学生時代に音楽活動を開始。70年代初頭、ポール・スタンレーとKISSを結成。シングル、アルバム総売り上げは1 億3000万枚超にのぼり、現在も活動を続けている。実業家としても知られ、キャラクタービジネス、ブランドビジネスの可能性にいち早く気づき、ライセンス商品、権利管理、分配などを自ら担当。音楽関連以外にも数々の事業を手がけている。2016年10月13日~31日ラフォーレミュージアム原宿にて「KISS EXPO TOKYO 2016 ~地獄の博覧会~」の開催決定。

1973年にKISS結成以来、CDやアルバムの売り上げが1億枚を突破し、興行収入はビートルズやプレスリーを上回ると聞いています。KISSがほかの世界的なバンドやミュージシャンと明らかに違うのは、音楽の追求とともに、バンド活動をビジネスとして徹底的に追求している点です。著書『ミー・インク』の中でも「自分たちの活動はビジネスだと自覚していた」と書かれているが、なぜそのような意識を持っていたのか?

ジーン・シモンズ(以下、ジーン):この業界に入ったとき、ミュージックではなくミュージック・ビジネスという言葉が使われていた。だからポール(編集部注:ポール・スタンレー)とKISSを始めたときは、このミュージック・ビジネスで大きなホームランを打つことを意識した。Go Big or Go Home(編集部注:大きなチャレンジに挑む覚悟がないなら最初からやるな)だよ。恐らく、何をやっていたとしても、その意識はあったと思う。それを、大好きなことでやれるんだから、こんな幸せなことはないよ。

音楽バンドの事業規模は、一般には見えにくいものです。KISSを一つの企業と考えると、どれくらいの売り上げ規模の事業体なのか?

ジーン:まず、ツアーをやる年か否かで違ってくる。150か所のツアーを一つやればグロスで1億ドルぐらい稼ぐことになる。また、今の音楽業界における音楽収入も、どの時期を考えるかでまったく違ってくる。各々のソロ活動というのもある。KISSの売り上げを公表することはないよ。

コメント1件コメント/レビュー

70年代、小遣いはたいてLPかったり、武道館でのコンサートを見に行ってジーンの目の前のアリーナ席であの熱い炎の熱気を感じたりしていた男の子の一人だ。そのころからジーンの戦略に乗っかった顧客だったのね。しかも中学の時に放送委員で昼休みにKISSの曲を流してしかられたりしたが、顧客を増やしていたのも懐かしい。(2016/06/14 09:47)

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「世界初、人の顔の商標登録でビッグマネーを生む」の著者

田端 花子

田端 花子(たばた・はなこ)

音楽プロデューサー

ソニー・ミュージックエンタテインメント、エグゼクティブ・プロデューサー。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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70年代、小遣いはたいてLPかったり、武道館でのコンサートを見に行ってジーンの目の前のアリーナ席であの熱い炎の熱気を感じたりしていた男の子の一人だ。そのころからジーンの戦略に乗っかった顧客だったのね。しかも中学の時に放送委員で昼休みにKISSの曲を流してしかられたりしたが、顧客を増やしていたのも懐かしい。(2016/06/14 09:47)

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