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「破壊的アイデア」を生み出せる手法とは?

第12回 「正しい」ブレインストーミング、できていますか

2016年3月2日(水)

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前回までのまとめ・・・顧客自身が気付いていない“面倒くささ”を探せ!

 前回までの連載で、イノベーションの覇道、すなわち、新しい顧客に新しい価値を提供する破壊的イノベーションを起こすためには、顧客自身に何が欲しいか聞くのではなく、顧客の行動を観察して本当に解決したがっている「用事(ジョブ)」を洞察し、企業が持つ技術と照らし合わせて、解決策となるような新たな製品やサービスを構想することが求められることを学びました。

 そして、新しい製品やサービスを構想する際、先入観を持たずに発想ができるよう、多様なメンバーをチームにそろえていることが大切なのでした。

顧客の“制約”を取り除くためブレストを活用

 さて、多様なメンバーからなるチームが、顧客の観察と洞察から「無消費の状況」や「過剰満足の状況」に気付いたら、次のステップは、そうした「状況」を生み出している「制約」を取り除くアイデアを「ブレインストーミング」する時です(下図参照)。

 制約が「資力」によるものなら価格を劇的に下げられるようなアイデアを、「スキル」によるものなら素人にでも使えるような解決策を考えましょう。制約が「アクセス」によるものならポータブルにしたりインターネット経由で提供したりできないか、「時間」によるものであればインターフェースをシンプルにしたり、機能を必要最低減に絞ったりできないかを検討してみましょう。

 もし顧客が「過剰満足の状態」に陥っているのなら、今提供されているものよりシンプルで低価格な代替案はないかを皆で話し合ってみるのです。

本当のブレインストーミングのやり方

 「ブレインストーミング」は、既に多くの企業に導入されているアイデア出しの方法です。読者のほとんどが、くつろいだ雰囲気で、アイデアをポストイットに書いて出し合う「ブレインストーミング風」の会議に参加したことがあることでしょう。

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「しゅんぺいた博士と学ぶイノベーションの兵法」のバックナンバー

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「「破壊的アイデア」を生み出せる手法とは?」の著者

玉田 俊平太

玉田 俊平太(たまだ・しゅんぺいた)

関西学院大学経営戦略研究科教授

博士(学術)(東京大学)。経済産業研究所フェローなどを経て現職。イノベーションの研究者。監訳に『イノベーションへの解』(翔泳社、2003年)、『イノベーションのジレンマ』(翔泳社、2000年)など。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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