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下手な鉄砲も数打ちゃ当たる

第13回 「正しい」ブレインストーミング、出来てますか?(その2)

2016年4月13日(水)

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前回までのまとめ…「正しい」ブレインストーミングのルール

 前回の連載で、皆さんは「ブレインストーミング風の会議」を「究極のブレインストーミング」に昇華させるために、米国のIDEO社が提唱している7つのルールのうち3つをマスターしました。

それらは──。

①価値判断は後回しにする
②ワイルドなアイデアを奨励する
③他人のアイデアの尻馬に乗る

の3つでした。

 最初のルール「価値判断は後回しにする」のココロは、ブレインストーミングで出されたアイデアの価値について、その場では一切判断をしないということでした。

 とくに、ブレインストーミングにその分野の知識が豊富な年長のメンバーが参加している場合には、このルールが必ず守られるように心掛けねばなりません。

 なぜなら、出されたアイデアに対して、年長者がしたり顔で批判的なコメントをしたりすると、他のメンバーのアイデア創出のモチベーションに大きなブレーキを掛けてしまうからです。

 このルールを守らせるために、ファシリテーター(進行役)は、ルールを破った人に対してちょっとした「罰」を与えるべきでしょう。本コラム執筆のために参考とした書籍『BIODESIGN バイオデザイン日本語版(薬事日報社)』の中では、アメリカで書かれた本らしく「もう一度やってみろ! この『m&m's』チョコをぶつけるぞ!」と言って脅せと書いてあります。

 日本なら例えば「カッコ悪いかつらをかぶらせる」「輪ゴムをぶつける」「“しっぺ”をする」「ルール違反した人の手を軽く定規ではたく」などでしょうか?

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「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」の著者

玉田 俊平太

玉田 俊平太(たまだ・しゅんぺいた)

関西学院大学経営戦略研究科教授

博士(学術)(東京大学)。経済産業研究所フェローなどを経て現職。イノベーションの研究者。監訳に『イノベーションへの解』(翔泳社、2003年)、『イノベーションのジレンマ』(翔泳社、2000年)など。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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