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質問リストで、アイデアを戦略的にチェックする

第17回 「破壊的アイデア」を選び出す(その3)

2016年8月9日(火)

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 この連載では、以下の■図にある「7つのステップ」の中で、
 ①「3つの基本戦略」
 ②「多様なメンバーをチームに集める」
 ③「無消費の状況や満足過剰な顧客を探す」
 ④「『正しく』ブレインストーミングを行う」──という4つのステップについて説明してきました。
 そして、前回から⑤「破壊的アイデアを選び出す」方法を説明しています。

■図 破壊的イノベーターになるための7つのステップ
この連載では、上の図の7つのステップの中で、①「3つの基本戦略」→②「多様なメンバーをチームに集める」→③「無消費の状況や満足過剰な顧客を探す」→④「『正しく』ブレインストーミングを行う」→⑤「破壊的アイデアを選び出す」──と5つのステップについて順番に説明してきました。今回は⑤の説明の後半です。

戦略とは、選ぶことである

 私がかつてハーバード大学ビジネススクール留学中に受けた、経営学者のマイケル・ポーター先生の講義で印象に残った言葉に"Strategy is a choice."(「戦略とは、選ぶことだ」)というものがあります。

 その言葉の通りに、この連載の前回、私たちはブレインストーミングで出された多種多様な「アイデア候補生」の中から破壊的アイデアを戦略的に「選び出す」ための12の「質問項目」うち、前半の6つを学びました。

前回のまとめ…アイデアをふるいにかける(前半の6つの質問)
①その機能は多くの顧客に取って重要か?

②顧客はなんらかの制約によって妨げられているか?

③「必要十分」な部分と「優れている」部分のバランスは適切か?

④比較的低コストで素早く実現可能か?

⑤顧客が既存サービスや「無消費」の状態から乗り換えてくれるか?

⑥目的達成のためにパートナーは協力してくれるか?

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「しゅんぺいた博士と学ぶイノベーションの兵法」のバックナンバー

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「質問リストで、アイデアを戦略的にチェックする」の著者

玉田 俊平太

玉田 俊平太(たまだ・しゅんぺいた)

関西学院大学経営戦略研究科教授

博士(学術)(東京大学)。経済産業研究所フェローなどを経て現職。イノベーションの研究者。監訳に『イノベーションへの解』(翔泳社、2003年)、『イノベーションのジレンマ』(翔泳社、2000年)など。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長