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スピルバーグ監督がテレビで撮る理由

第9回 “無消費者”を虜にせよ!

2015年12月9日(水)

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前回までのまとめ・・・チームの多様性がブレイクスルーを生む

 前回と前々回の連載では、ブレイクスルーとなるような価値の高いアイデアを産み出すためには、多様なメンバーからなるチームの方が向いている、というお話しをしました。

 例えば、米スタンフォード大学「バイオデザイン・プログラム」では、多様な知識・考え方からなるメンバーを選抜して人物の属性に応じてチームを構成していました。

 具体的には、イノベーションの創出に不可欠だと思われる四種類の人材属性として「リサーチャー」「ビルダー」「クリニシャン」「オーガナイザー」を導きだし、これら「4つの属性を持つメンバーが1つのチームに揃っている」ことが、イノベーションを起こすためには必要不可欠だという考えでした。

新規事業の種は“無消費”にあり

 さて、読者の皆さんの中には、上司から「新規事業のアイデアを考えろ!」と命じられて、どこから手を付けてよいか判らず途方に暮れている方が多くおられるでしょう。

 理論上は、自社が手がけていない事業なら何でも新規事業だと言えるので、宇宙ロケットによる衛星打ち上げビジネスからラーメン屋さんまで、どんなビジネスでも当てはまって、的の絞りようがありません。

 そこで道しるべとなるのが、第6回「2つの“覇道”と、1つの“王道”、選ぶのはあなた」で述べた“無消費(ノン・コンサンプション)”という考え方です。

 “無消費”とは、何らかの“制約”によって製品やサービスが使われていない状況のことです。新規事業を探すには、まず、この“無消費”の状況にいる“無消費者(ノン・コンシューマー)”を見出し、次に、その消費を妨げている“制約”を解き放つような、できるだけシンプルな解決策をチームで考えると良いでしょう。そうすれば、きっと“新市場型の破壊的イノベーション”を起こすことができるでしょう。

“制約”には4種類ある

 “無消費の状況”では、製品やサービスの消費が何らかの“制約”によって妨げられています。では、私たちの消費を妨げる制約には、どのようなものが考えられるでしょうか?

 クリステンセン教授は、制約には“スキル”、“資力”、“アクセス”、“時間”の4つがあると言います。

「しゅんぺいた博士と学ぶイノベーションの兵法」のバックナンバー

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「スピルバーグ監督がテレビで撮る理由」の著者

玉田 俊平太

玉田 俊平太(たまだ・しゅんぺいた)

関西学院大学経営戦略研究科教授

博士(学術)(東京大学)。経済産業研究所フェローなどを経て現職。イノベーションの研究者。監訳に『イノベーションへの解』(翔泳社、2003年)、『イノベーションのジレンマ』(翔泳社、2000年)など。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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