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【127】シマジは20歳のときに1年間引きこもりを経験した(前編)

2016年1月9日(土)

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仕事を辞め、伝統工芸の大学に行きたい

Q 島地様、そしてミツハシ様、はじめまして。部署異動後、仕事だけに時間が取られ、精神的に病んできております。仕事に情熱を注げず、島地さんの言う「淫するもの」も見つからず、逃げの思考に陥り、仕事を辞めたいと考えるようになってきました。先程、淫するものが見つからないと言いましたが、伝統工芸の大学に進学して物作りを学び、それを活かしたいと思うようになってきました。ただ、現状から逃げたいという思考の上での思いであり、恥ずかしながら青臭い悩みだと思っております。年齢的にみた将来のことや彼女とのこれからを考えると不安になります。島地様、そしてミツハシ様からのアドバイスを頂戴できればと思います。

(29歳・男性)

ミツハシ 「乗り移り」読者の皆さま、明けましておめでとうございます。今年もご愛読どうぞよろしくお願いいたします。

シマジ みんな、明けましておめでとう。今年も、「乗り移り」を読んで、くすりと笑ってくれ。この暗い世の中で毎日精一杯生きる諸兄諸姉の気持ちを、ささやかながら軽くできるような回答をしていくから期待していてくれ。

 焦らず好機をじっくりと待つことだ

ミツハシ では早速、本年最初の相談とまいりましょう。仕事に情熱を注げず、仕事を辞めたいと思うようになった29歳の男性からの相談です。

シマジ 人生という長い旅は、いつも同じように日当たりのいい場所ばかりを歩くわけにはいかない。日が当たらず、ジメジメと薄暗い場所を通らなければならない時間というのが必ずあるんだ。特に仕事というのはそうだ。順風満帆に見える人にも、次のステップに上れず停滞する時期がある。いわゆる人生の踊り場というやつだね。

 長い階段の踊り場というのは、そこで息を整え、再び登るための英気を養うために必要な場所だ。踊り場のない階段は、足を踏み外そうものなら、一気に下まで転げ落ち大怪我をしてしまう。それと同じように仕事における踊り場というのも必要なのだと俺は思うね。時には踊り場で小休止し、来し方を振り返ってみなければいけない。脇目も振らず、ただ上を向いて登り続けていると、ある日突然、ポキンと足が折れてしまうことがあるんだ。

 相談者は29歳か。仮に大卒だとすると、仕事を始めて6~7年くらいになるわけだな。そこで仕事に情熱が持てなくなっているというのは、おそらく踊り場に差し掛かったということだよ。踊り場では無理をしてはいけない。一旦立ち止まり、上がった息を整えることを第一に考えるべきだ。

 「乗り移り」読者には、耳にタコができ、そのタコが子供を生むくらい聞き飽きた言葉かもしれないが、俺の大好きな格言を送ろう。「毒蛇は急がない」。焦らず好機をじっくりと待つことだ。凪いでいるときに焦ってもいい結果にはならない。その意味で、相談者が言うように一度大学に行き、将来の自分につながるものを学ぶというのも一つの手かもしれない。

 技の世界に進みたいわけだな。いい心意気じゃないか

ミツハシ でも、会社を辞めて伝統工芸の大学に行くというのも焦りじゃないですか。

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「【127】シマジは20歳のときに1年間引きこもりを経験した(前編)」の著者

島地 勝彦

島地 勝彦(しまじ・かつひこ)

コラムニスト

「週刊プレイボーイ」の編集長として同誌を100万部雑誌に。各誌編集長を歴任後、2008年11月集英社インターナショナル社長を退き、現在はコラムニスト。シガーとシングルモルトとゴルフをこよなく愛する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長