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【251】嫉妬は負のエネルギー、まともに取り合ってはいけない

2016年4月16日(土)

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同僚からの嫉妬に困っています

Q いつも楽しく読んでいます。私は女性で、技術職で、男性が多い職場で働いています。私の仕事はわりと順調で、年上の引き立ててくれる人や、後輩にも恵まれています。その反面、同僚から嫉妬を受けることがよくあります。同僚からの嫉妬が、業務妨害のような悪質なものにまで発展したこともありました。そのようなことをした相手に対し、最終的に私が優位になっても、私は警戒心を解くことができません。島地さんは、出版社にお勤めの際に、同僚からの嫉妬を経験されたかと思いますが、どのように対処しましたか。また、その相手にはどのような態度を取られましたか。ご教授いただければ幸いです。

(36歳・女性)

シマジ:そうか、相談者は同僚の嫉妬に直面しているのか。それは気の毒だな。毎度言っていることだが、嫉妬する人間よりもされる人間の方が百倍上等だ。子供の頃に俺は母親から「勝彦、嫉妬する人間でなく嫉妬される人間になりなさい」と言われて育った。この言葉は、会社員時代に男たちの陰湿な嫉妬の矢面に立たされた俺にとって、救いであり宝物だったと言えるね。

 嫉妬する奴というのは集団で嫉妬してくるんだ。能力のある人間を警戒し、うとましく感じる者というのは、不思議な嗅覚で同類を見つけ出し、つるむんだよ。そういう連中も酒場で愚痴を言い合うだけなら実害はないが、徒党を組んで行動を起こされると少々厄介でね。俺の場合は常に怪文書という形でしつこく攻撃された。

編集長になる直前、社長宛に怪文書が5通届いたんだ

ミツハシ:何しろ、シマジさんは高校生のときに、校長宛に怪文書が舞い込んだ(第111回参照)くらいですからね。

シマジ:たぶん、あれも同級生の仕業だな。バーで酒を愉しもうなんていう大人がわざわざ高校の校長宛に「お宅の学生らしき若者がバーに通っているぞ」なんて手紙を書いたりはしないからね。

ミツハシ:まあ、そうでしょうね。ところで、会社員時代、一番怪文書が出回ったのはどの時期なんですか。

シマジ:「週刊プレイボーイ」の編集長になる直前だ。俺の編集長就任が秒読みという段階になって、社長宛に怪文書が5通届いたんだ。内容は大同小異でね。俺がいかに派手にカネを使って遊んでいるかを書き連ね、シマジを編集長にすれば週プレは崩壊すると結んでいる告発文だった。それを手にして総務部長がやって来てね。こんなことが書かれているが、真実なのかと訊くわけだ。

コメント3件コメント/レビュー

「信頼できる親友がいない」と悩みを吐露する日本人にアメリカ人は「親友だからって、信頼なんかできるわけないじゃない。」と嘆きの意味自体が分からない!という顔をするそうだ。

そういう意味では、嫉妬に狂って仕事まで妨害してくる会社にも不忠な元同僚・現部下に対してさえ「信頼したいな」と思ってしまう相談者はとってもニッポン人だ、ということなのかもしれない。

ビジネスや政治・外交に向いているのは明らかにアメリカ人だが、幸せになれるのがどっちのタイプなのかは、また別の問題なのだろう。(2016/04/17 19:44)

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「【251】嫉妬は負のエネルギー、まともに取り合ってはいけない」の著者

島地 勝彦

島地 勝彦(しまじ・かつひこ)

コラムニスト

「週刊プレイボーイ」の編集長として同誌を100万部雑誌に。各誌編集長を歴任後、2008年11月集英社インターナショナル社長を退き、現在はコラムニスト。シガーとシングルモルトとゴルフをこよなく愛する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

「信頼できる親友がいない」と悩みを吐露する日本人にアメリカ人は「親友だからって、信頼なんかできるわけないじゃない。」と嘆きの意味自体が分からない!という顔をするそうだ。

そういう意味では、嫉妬に狂って仕事まで妨害してくる会社にも不忠な元同僚・現部下に対してさえ「信頼したいな」と思ってしまう相談者はとってもニッポン人だ、ということなのかもしれない。

ビジネスや政治・外交に向いているのは明らかにアメリカ人だが、幸せになれるのがどっちのタイプなのかは、また別の問題なのだろう。(2016/04/17 19:44)

嫉妬なのかただ嫌われる性格ってのはこの文面だけでは
わからない
本当に相談者がいう通りの性格なら
業務妨害までしてくる奴は相当な異常者だと思うが(2016/04/17 09:21)

この質問をされた方におめでとう!と言いたい。いい仕事をして、評価されているからこその状況であり、ここから仕事はもっとおもしろくなります。

女性からの嫉妬が主なようですが、もっとできるようになれば男性からの嫉妬も始まります。嫉妬が成長しないような努力は必要だと思います。嫉妬をする相手とのコミュニケーションはマメに。嫉妬をする人というのは何かしらの劣等感に苛まれている人ですから、そこをくすぐってあげることである程度の懐柔は可能です。嫉妬チームの周辺メンバーから取り崩していくのも手です。中心メンバーは一人では行動できない弱い人が多いですから。但し、決して迎合してはいけません。芯を貫きましょう。その姿によって嫉妬を”うつされた”人の中には「あれ?なんか違うぞ」とあなたのファンになる人も出てきます。

ぜひ今の状況を楽しんで欲しいです。ここで培った技術はメインの仕事にも役立ちます。営業職であれ、技術職であれ、仕事の大部分は説得=人の心を動かすことが占めます。仕事以外でもあらゆる人間関係に役立ちます。人の心の機微に敏感になり、しかし迎合せず、自分を高めながら行動していく。こんな楽しいことはありません。(2016/04/16 09:37)

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三品 和広 神戸大学教授