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【56】いまは師匠の言葉に背くことが恩返しになる

2015年10月17日(土)

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大恩ある元上司のアドバイスだが、従いたくない

Q IT系企業のシンガポール・オフィスでアジア統括業務を担当しております。最近、日本支社にいる師匠のような存在の元上司から「日本に帰って来い」と言われて迷っています。当地へは、グループ内移籍という形で来ました。東京採用だった私が本社に大抜擢されたのは、その師匠(当時は直属の上司)が推薦してくれたためです。

 片腕を快く本社に送り出してくれた師匠は、尊敬に値する人物です。その師匠が突然退職することになり、「今なら日本にポストを用意してやれる。だから帰って来い」と言ってくれました。私と家族の人生を考えての親心であり、師匠が退職した後に残る部下たち(私にとってはかつての職場の先輩や後輩)を助けてほしいという気持ちから出た言葉です。

 日本での仕事や生活は、こちらより楽ですが、私はまだ帰国したくありません。日本に帰って貢献するのは、もっと修業を積んでからというのが私の正直な気持ちです。こう考える私は恩知らずの冷酷者なのでしょうか。帰るべきかどうか、また、帰らない場合、師匠とどう話し合うべきか、ご教示いただければ幸いです。

 余談ですが、私もシマジさん同様シングルモルトが大好きです。シガーと女性はたまに火をつける程度ですが。もし、当地にお寄りになることがありましたら、是非ご連絡ください。

(34歳・男性)

シマジ:今回はかなり硬派な相談だな。

ミツハシ:しかも、シンガポールからの相談です。少し前には中東に留学中の女性からの相談もありましたし、乗り移り人生相談もいよいよ国際化してきましたね。

シマジ:相談者はきっと人生の真夏日を迎えているんだろうね。東南アジアのビジネスの中心地で、さまざまな国籍の人間に交じって大きな仕事をしているのだろうから、毎日が充実しているはずだ。

 結論から言えば日本に帰って来る必要はないと思うね。今の日本の停滞ぶりを考えれば、海外赴任の地でビジネスマンとして一回りも二回りも大きくなるチャンスを生かすべきだ。シンガポールでもっといろんな経験を積むといい。あと3~4年、一流のビジネスマンたちに揉まれながら学び、きちんと人脈を築き、世界を相手に戦える人材になってから日本に戻ればいい。それこそが本当の恩返しだよ。

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「【56】いまは師匠の言葉に背くことが恩返しになる」の著者

島地 勝彦

島地 勝彦(しまじ・かつひこ)

コラムニスト

「週刊プレイボーイ」の編集長として同誌を100万部雑誌に。各誌編集長を歴任後、2008年11月集英社インターナショナル社長を退き、現在はコラムニスト。シガーとシングルモルトとゴルフをこよなく愛する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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