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【68】彼女の写真を肌身離さず持ち歩きなさい

2015年11月7日(土)

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死にゆく彼女に何をしてやればよいのか

Q日系企業の海外工場の社長として働いています。単身赴任の寂しさから、つい現地のカラオケ屋に行き、そこで父親の残した借金の返済と、年老いた母親の生活の面倒を見るために身体を売っていた現地の女性と知り合いました。彼女は当時25歳でしたが、まだ少女のようなあどけなさが残り、その上、働き出してまだ2カ月でした。私自身が寂しかったのと、彼女がかわいそうだったので、父親の借金は全額返済してやり、彼女がそのカラオケ屋で働くのを辞めさせ、私の彼女として生活の面倒をみることにしました。それから5年が過ぎ、そろそろ私も日本へ戻る時期が近づいてきたので、彼女が将来の住む所とカネに困らないように、小さな雑貨屋ができる家を建ててやりました。彼女も非常に喜んでいました。ところが最近突然、彼女が体調を崩し病院で診てもらったところ、骨肉腫と判明しました。骨肉腫は手術で摘出できないところにあるようで、抗癌剤を飲む毎日が続いており、元気だった彼女がみるみる弱っていき悲しみに暮れています。こういう彼女に対して何をしてやればよいのか分かりません。シマジさんならこういう場合どうされますか?

(57歳・男性)

シマジ:ある企業のインドネシア支社長を務めた仲のいい先輩がいてね。彼の赴任中に遊びに行ったところ、家には16、17歳の若いメイドがいたんだ。そのメイドが裸足でね。先輩がこう解説してくれた。「シマちゃん、見ろ。あのメイドは何も履いてないだろ。あれは俺が品行方正という証拠なんだ。主人とやったメイドは一種の勲章としてスリッパを履き、他のメイドに主人とやった事実を暗に知らせるんだ」

 これには、逆のパターンもあってね。駐在員の妻が現地人の運転手といい仲になってしまうことも珍しくない。運転手とやった駐在員妻は、後部座席ではなく助手席に座るようになる。そんなふうに、東南アジアへの赴任によって、再び愛欲の日々を手に入れた中高年の日本人セックスレス夫婦というのは案外と多くいるのかもしれないね。

ミツハシ:たしかに、これまでは多かったかもしれませんね。でも、今後はどうでしょう。ほとんどの企業が海外駐在員にかけるコストを削減していますから、メイドや運転手を雇って悠々と海外暮らしを満喫している駐在員なんてごく一握りではないでしょうか。

シマジ:そうかもしれないね。その結果、この相談者のように海外に単身赴任する中高年が増えているのかもしれない。おそらく、この相談者も赴任地は東南アジアか中国だろう。そこで老いらくの恋に落ちたというわけだな。

 相談者から見れば、相手はほとんど娘のような年回りだな。バラ色の日々を送り、いよいよ定年を目前にして日本に戻る。そこで彼女に不治の病が発覚した。2人の間に子どもはいるのか?

人は生きていれば誰しも、どうしようもない不幸に直面する

ミツハシ:子どもについては何も書いてありませんから、恐らくいないのでしょうね。

シマジ:それは不幸中の幸いだ。子どもがいると問題はとても複雑になるだろうからね。

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「【68】彼女の写真を肌身離さず持ち歩きなさい」の著者

島地 勝彦

島地 勝彦(しまじ・かつひこ)

コラムニスト

「週刊プレイボーイ」の編集長として同誌を100万部雑誌に。各誌編集長を歴任後、2008年11月集英社インターナショナル社長を退き、現在はコラムニスト。シガーとシングルモルトとゴルフをこよなく愛する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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