• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

ダッカ大への合格者が減少。さあどうする?

第2回: なんとバングラデシュでデジタル教育の国際会議を開催

2015年9月4日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 途上国の貧しい学生にも教育の機会を提供しようと、世界中で映像を使った授業を行う「e-Education」プロジェクトを手掛けてきたNPO(特定非営利活動法人)のe-Education。

 創業の地、バングラデシュでは難関大学の合格率向上のための取り組みが進む。また、9月2日にはデジタル教育に関する国際会議を開き、この分野でe-Educationが随一の存在であることをアピールし、ブランド育成を図る(前回の記事はこちらをご覧ください)。

 マヒンが設立したバックボーンリミテッドというベンチャーで手掛けるビジネスを資金源として、持続可能な活動を実現しようと動くバングラデシュでのe-Education。

 とはいえ、まだバックボーンは離陸間もないタイミングでもあり、引き続き日本の皆さんの支援が必要な状況です。

バングラデシュで開催した生徒募集の説明会で、e-Educationの可能性を語るマヒン

 僕らは今、これまでの実績を基に、こんな呼びかけをして支援をお願いしています。

 「映像授業を提供した9人のうち、3人は難関大学に合格し、1人はダッカ大学に合格しています。1人当たりの生徒に映像授業を行う費用は約4000円。つまり、月1000円の寄付を1年続けていただければ、必ず難関大学合格者を出すことができ、月3000円の寄付を続けていただければ必ずダッカ大学合格者を出すことができます」

 2014年、e-Educationは「マンスリーサポーター」(月々1000円からの継続支援)制度を導入しました。現在、30人強が登録してくださっています。平均の支援額は3000円で毎月10万円ほどの寄付金が集まっています。今年中に100人、来年には300人へと支援の輪を広げていきたいと思っています。

ダッカ大への20人合格者を目指そう

 バングラデシュのe-Educationでは今年、より難関大学への合格率向上にもこだわりながら活動を進めます。

 2014年のダッカ大学合格者数は14人と、前年の16人を下回りました。世界銀行との共同プロジェクトを動かすのに人手を取られてしまい、受験生のサポートが十分でなかったのが原因だと考えます。今年はそのようなことがないよう、スタッフが万全のサポートを行います。マヒンら現地スタッフも「ダッカ大学に20人の合格者を出そう」と意気込んでいます。

 2014年には3地域3校舎で行っていましたが、今年はハムチャー村、チャンドプール村という2地域2校舎に絞り込みます。その代わり、「行ける時に行く」という体制だった大学生チューターをしっかり現地に張り付けます。教科ごとに担当チューターを定め、「どれぐらいサポートすれば、どれぐらい合格するか」ということを明らかにして、難関大学合格までのモデルケースを作り上げる考えです。

 生徒には昨年と同様、テキスト代と最低限のランニングコストとして1500タカを負担してもらいます。一般の予備校は8000タカぐらいかかりますから、かなり割安といえるでしょう。

コメント0

「バングラデシュのドラゴン桜 二人三脚編」のバックナンバー

一覧

「ダッカ大への合格者が減少。さあどうする? 」の著者

三輪 開人

三輪 開人(みわ・かいと)

e-Education代表理事

e-Education代表理事。前代表理事の税所篤快とともに同NPOを設立。2013年にJICAを退職してこの活動に専念し、14年より2代目の代表理事になった。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

トップの身の丈が組織の限界を作る。

多田 荘一郎 GEヘルスケア・ジャパン社長兼CEO