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相場急落で慌てると必ず負けるワケ

株式投資は結局、自分との戦いだ

2015年11月12日(木)

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 株式ファンドに投資したものの、想定外のイベントが発生して、価格が突如10%急落した。あなたならどうする?

  • ①仕事を抜け出してトイレにいっては価格を確認する。
  • ②頭から記憶を消し去り長期塩漬けを覚悟する。
  • ③すぐ売却する。
  • ④買い増して平均簿価を下げる。
  • ⑤その他

 資産運用というのはどこかやましくて、あぶく銭狙いとの感覚が日本人には根強い。だから、腰を据えて勉強する機会がない。一方で、給与は伸び悩み、老後の年金も高齢化の下覚束ない。だから少し運用に手を出してみたい。多くの人にとって運用というのはその程度の位置付けではないか?

想定外のイベントで慌てふためくべからず

 だから、想定外の値動きが生じると慌てるのだ。やばい!火遊びしたからこんなことになってしまった。どうにかしなきゃ、そんな風にあわてふためいて拙速な売り買いを行ったり、逆に、いっそのこと忘れてしまおう!と極端な逃避に向かったりする。

 ①~④までのそそっかしいリアクションをとってしまう人は、運用と向き合う基本姿勢をまずは構築すべきかもしれない。

 想定外の出来事が起きたら、まずは、急ぎながらじっくり考えるのだ。投資したときのシナリオと想定外の出来事を足し合わせると、どんな見通し修正が必要となるのか?

 例えば、マクロ環境がリスクテークを嫌うようになり、しばらくは株式に資金が向かわなくなるのか。それともいくつかの個別企業の業績を大きく圧迫するだけか。その場合、ファンド全体へのインパクトはいかほどか?

 よし、従来の見通しを変えて新たなシナリオを作り直そう。いやいや、大きな流れは変わらない。いまが辛抱のしどころだ。さてどちらだろう?

 胃が熱くなり、ひっくり返りそうになりながら、そんなことを冷静を必死に保って考え続けるのが、プロの運用者の仕事だ。

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「相場急落で慌てると必ず負けるワケ」の著者

岡村 進

岡村 進(おかむら・すすむ)

人財アジア代表取締役

1961年生まれ。1985年東京大学法学部卒。同年第一生命保険に入社し、20年間勤務。2005年スイス系UBSグローバル・アセット・マネジメント入社。2008年から日本法人社長。2013年から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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