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「カップヌードルのCM、私は笑えない」

安藤宏基・日清食品HD社長が説く「破壊と創造」

2015年11月2日(月)

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 ロングセラーが生まれない――。多くの経営者がそう口にするようになって久しい。 日経ビジネスは希代の経営者13人に声をかけ、「100年ヒット育成委員会」を独自に組織。委員長に一橋大学大学院の楠木建教授を迎えて、本誌11月2日号の特集「俺の100年ヒット論」でロングセラーを生み出すカギを提言した。

100年ヒット育成委員会メンバー
委員長 楠木建 一橋大学大学院教授
委員
(50音順)
安藤宏基 日清食品ホールディングス社長
伊藤秀二 カルビー社長
小林一俊 コーセー社長
佐藤章 キリンビバレッジ社長
澤田道隆 花王社長
高岡浩三 ネスレ日本社長
高原豪久 ユニ・チャーム社長
寺尾玄 バルミューダ社長
寺田直行 カゴメ社長
水谷徹 サントリービール社長
相談役 江崎勝久 江崎グリコ社長
樫尾和雄 カシオ計算機会長
鈴木喬 エステー会長

 日経ビジネスオンラインでは、本プロジェクトに賛同してくれた経営者へのインタビューを連載していく。第1回は、日清食品ホールディングスの安藤宏基社長。同社が持つロングセラー商品「カップヌードル」は、日経ビジネスと日経トレンディの共同調査でも、マーケッターが思い浮かべるロングセラー商品としてトップの評価を獲得した(詳細は本誌11月2日号をご覧ください)。

:商品やブランドの短命化を嘆く声が聞かれるようになって久しいですが、そうした状況について、どのようにお考えですか。

あんどう・こうき
1947年生まれ。即席めんの王様、安藤百福創業者の次男。「焼そばU.F.O.」「どん兵衛」などを開発。(写真:的野弘路)

安藤:商品やブランドというのは、時代とともに劣化していくものです。そのため、時代にあわせて、どのように形や内容を変えていくかを考えていく必要があります。

 そのためにはまず、社員が一生懸命、商品を磨き続けることが重要です。最近は、M&A(企業買収)によってすべてが解決するように考える風潮もありますが、そうではありません。ブランドが輝き続けるには、社員一人ひとりの努力の累積が重要なのです。

 その一方で、商品やブランドが時代に適応しなくなったというのは、時代の変化に適合するように商品を変えていく決断をしなかったトップの責任です。ブランドにライフサイクルが来た、構造的に適合しなくなった、と言うのは、最後の理由であるべきです。けれど、それ以外のものは、全部経営者の責任だと考えなければなりません。

:日清食品のロングセラーといえば、「カップヌードル」を思い浮かべる人が多いと思います。カップヌードルの発売は1971年。いかにして、ブランドを維持してきたのでしょうか。

安藤:消費者から見たら、商品の形は昔から変わっていないでしょう。しかし、中身はどんどん変わっています。創業者が決めたことも、実はどんどん変えきました。

 創業者は、全体最適を考えて商品を設計したので、時代が変わったといえども、動かしがたい部分もあります。それでも、消費者がいいと思う方向に変えていかなければなりません。

コメント16

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「「カップヌードルのCM、私は笑えない」」の著者

大竹 剛

大竹 剛(おおたけ・つよし)

日経ビジネス記者

2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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