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『炎と怒り』が示すトランプ政権の真の問題

トランプ政権に関連する3冊が示す民主主義の行方

  • FINANCIAL TIMES

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2018年1月25日(木)

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もはやトランプ米政権には、トランプ氏に敬意を抱く人はほとんどいないと言われる(写真:写真:AP/アフロ)

 昨年12月10日の世界人権デーの日、米ホワイトハウスは、独裁主義の「yolk(卵黄)」に苦しむ人々を支援するという声明を出した(編集注、本来、yolkではなくyoke=くびきと書くべきところを、つづりを間違えた)。

 “卵まみれ”になったホワイトハウスの面々を巡るジョークが飛び交ったのは言うまでもない。トランプ政権は年がら年中、つづりの間違いを連発しているが、今回のはとりわけ秀逸だった。

 トランプ政権が示す人権への関心は薄い。それでも最低限の対応をしようと考えて、世界人権デーに発表した声明だったが、その最低限の仕事をするにしてもスタッフの数が足りていないだけでなく、そのスタッフのレベルが低いことも露呈した一件だった。こうした細かいところに目をむけると、実に多くのことが見えてくる。

 ただ、誤字や脱字をチェックする校閲担当者でなくても、トランプ大統領が人権などほぼ気にかけていないことは分かる。今回のつづりの間違いは、トランプ氏という人間像を浮き彫りにした。それは、楽しませてくれると同時に、ゾッとするものでもあった。

記者の経験からも『炎と怒り』の内容には信憑性があると言える

 マイケル・ウォルフ氏がトランプ氏について執筆した問題作『炎と怒り』についても、同じことが言える。本書を巡る騒ぎがきっかけで、トランプ氏は首席戦略官・上級顧問だったバノン氏と手を切った。

 バノン氏は、白人至上主義などを唱えている右派思想「オルト・ライト」を掲げるトランプ氏の腹心で、本書の最大の情報源でもある。資金的な後ろ盾だったマーサー家などの信頼を今回の本で失ったバノン氏は1月9日にオルト・ライトの代表格とされるニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の会長も辞任した。今頃、著者にここまであけすけに語ったことを悔やんでいるはずだ。

コメント7件コメント/レビュー

この記事には,ホワイトトラッシュへの明白な差別意識がある.米国の軍事力を支えているのは,金持ちの米国人ではない,だからこそ,将軍たちはオバマに失望しトランプを支えている.トランプが消えたら将軍たちが政権を作るのではないか?(2018/02/06 13:57)

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この記事には,ホワイトトラッシュへの明白な差別意識がある.米国の軍事力を支えているのは,金持ちの米国人ではない,だからこそ,将軍たちはオバマに失望しトランプを支えている.トランプが消えたら将軍たちが政権を作るのではないか?(2018/02/06 13:57)

『米国では「メリー・クリスマス」と言うことが禁じられているわけでは決してない。』
でも、米国社会で生活する人々にとっては「メリー・クリスマス」と自由に言えない空気が確かに存在した、という事ですよね?
であれば、そんな空気を「不寛容である」として排除出来ない状況が徐々に民主主義を殺していったのでは?
トランプ大統領が誕生する前の時点で、既に民主主義は形骸化して死んでしまっていたのではないでしょうか?(2018/01/26 10:05)

>民主主義が危機的な状況かどうかを知るための4つの問い

に対して書かれた内容は変じゃね?

1.選出された指導者が、民主主義のルールを拒絶しているかどうか

例示は選出されるまでの行動で、選挙に不正があったかが示されなければ
選挙結果そのものは正等であり、その結果を否定するのは民主主義の否定ではないのか?

2.指導者が反対勢力の正当性を否定しているかどうか

まず、何故否定してはいけないのか?
対立する間柄ならば相手の否定が多くなるのは普通の事ではないのか?
次に、反対勢力の正当性に本当に疑いがある場合も駄目と言うのか?
日本の野党を見れば、与党や国民から見て、首をかしげる様な部分が多すぎだろう。

3.暴力を認めたり奨励したりしているかどうか

ポリコレではないが、汚い言葉を文字通りそのまま解釈するばかりなのはどうか?
京都の遠まわしのイヤミではないが、そういう迂遠な言い回しなら良いのか?
どの道、叩く為の解釈がなされるならば、ストレートで判りやすい方がよい。

4.反対勢力の市民的自由を奪おうとしているかどうか

トランプの反対勢力も同じ穴の狢である。
マスコミ類に対するカウンターが無いので、やられっぱなしよりは
双方の粗が見えるほうが健全と言える。
一方的なのは既に独裁に等しい。

トランプ否定ばかりの流れよりは、擁護側の意見も出てくる方が健全である。(2018/01/26 00:32)

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