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懸念高まる! ロシアが仕掛けるガス価格戦争

サウジが石油市場でとった戦略を踏襲?

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2016年2月12日(金)

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 ロシア国営天然ガス会社 のガスプロムは、国際ガス市場で価格戦争を始めようとしているのではないだろうか。今年、米国産の液化天然ガス(LNG)がこの市場に押し寄せることが見込まれている。このため、エネルギー分野に投資している投資家らは、このロシアの大企業がサウジアラビアが石油市場でやっているのと同じ戦略を採ることを恐れている。

モスクワにあるガスプロムの本社(写真:ロイター/アフロ)

 石油価格が下落したため既に混乱に陥っているロシアにとって、ガスの価格戦争は最も必要のないことのように思えるかもしれない。しかし、ガスプロムにとってこの戦略は経済的に合理的かもしれないとアナリストらは言う。

米国産LNGが脅威に

 既に価格が下がっている欧州ガス市場では、米国から輸出されるLNGでは採算が取れないレベルまで価格を下げることが比較的容易であるからだ。そうすることでガスプロムは、同社の利益の大部分を占めている欧州市場でのシェアを守ることができる。

 「ガスプロムは米国産LNGを締め出すために価格を下げる準備をしているのか。これは今、誰もが答えを求めている問いだ」。エネルギー分野を中心に投資を行っているプライベートエクイティ(PE、非上場株)ファンドのあるポートフォリオマネジャーはこう語る。

 もしそうなれば、世界のエネルギー市場に重大な影響を与えるだろう。欧州で本格的な価格戦争が起これば、オーストラリアのLNGからコロンビアの石炭まで、その他の地域、その他のコモディティーにまで波及効果を生む。誕生間もない米LNG産業の生存能力も脅かしかねない。

 「高コストの生産者に市場シェアを譲ることなどあり得ない。もし私が米国のLNGに投資していたら、やきもきしていることだろう」。オックスフォード・エネルギー研究所 でロシアの石油および天然ガスを専門とするジェームズ・ヘンダーソン氏はこう語る。

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