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「評論家社員」の会社批判、同調も反発も厳禁

「課題を分離」してサラッと話題転換を

2016年1月20日(水)

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 本連載では「対人関係の心理学」と呼ばれるアドラー心理学を職場コミュニケーションに応用する方法を学びます。職場にはびこる様々な“困ったちゃん”をアドラー心理学で分析。傾向と対策を示します。
<今週の困ったちゃん>
会社批判をさせたらナンバーワンの“評論家”
C主任(38歳)
■症例■

 難関大学を優秀な成績で卒業した論理派C主任。社会情勢や経営理論に詳しく、問題点を突く視点はさすが、と一目置かれる存在だ。しかも、上司や役員を恐れず論戦を挑むため、若手の中にはC主任を「神扱い」し、尊敬する者も。しかし、問題点は指摘するものの、自ら解決に動かず評論家的に言いっ放しのため、上からの信認は薄く煙たがられ、出世から取り残されている。それも余計に彼をいらだたせているのだろうか。C主任の舌鋒はますます鋭くなっていくのだった……。

 若手からはヒーロー視され、経営陣は煙たがるために、いつの間にかC主任は治外法権の中にいるような存在に。困っているのは、直属の上司となる、C主任よりも年下のD課長とE主任の2人だ。C主任が批判するような案件も、前に進めなければ仕事にならない。仕方なく2人はグッと言葉をのみ込みながら、C主任が17時に帰宅するのを待って、自ら手を動かし、遅くまで残って仕事を片付けている……。何かがおかしい。でも、どうすればいいの? D課長とE主任は迷い続けている。そして悩む。 C主任はなぜあんな行動を取るのだろうか? どうすればわかってもらえるのか? そんな悩めるD課長とE主任のために、アドラー心理学で傾向と対策を考えてみたい。

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「職場の”困ったちゃん”対策はアドラーに聞け」のバックナンバー

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「「評論家社員」の会社批判、同調も反発も厳禁」の著者

小倉広

小倉広(おぐら・ひろし)

組織人事コンサルタント

小倉広事務所代表取締役。組織人事コンサルタント、アドラー派の心理カウンセラー。大学卒業後、リクルート入社。ソースネクスト常務などを経て現職。対立を合意に導く「コンセンサスビルディング」の技術を確立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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