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「モンスター上司、弱い犬ほど吠える」と心得よ

高い視点で「小さな上司」に接する

2016年1月13日(水)

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 本連載では「対人関係の心理学」と呼ばれるアドラー心理学を職場コミュニケーションに応用する方法を学びます。職場にはびこる様々な"困ったちゃん"をアドラー心理学で分析。傾向と対策を示します。
<今週の困ったちゃん>
パワハラ寸前のモンスター上司
B室長(51歳)
■症例■

 営業現場のたたき上げから本社企画室へ部長級室長として赴任したBさん。これまでの知的で物静かな企画室に嵐が起き始めた。現場経験者ならではの実戦的な視点、アグレッシブな行動は確かに良い影響を及ぼしているが、副産物として困った影響も多々起きている。部下のみならず周囲の人々を困らせているB室長の行動とは……。

  • 不必要に声が大きい。おとなしい職員はビクッと飛び上がることも
  • 企画スタッフを「役所体質」と決めつけ、やる気がないと断じる
  • 「現場を知らない机上の空論だよ」とこきおろすのが口癖
  • 役員とこれ見よがしに大声で電話し、仲の良さをアピールする
  • スタッフと意見が分かれると「つべこべ言わずやればいいんだ」と強引に職位の力でねじ伏せる
  • ランチなど食事の席では昔の武勇伝や自慢話ばかりでうんざり……

 これまでとタイプの違う上司に戸惑い怯える企画スタッフ。中には公然と反旗を翻し食ってかかる者も現れ、職場には嵐が吹き始めているようだ。そんな中、他のスタッフたちもいつまでも戸惑っているわけにはいかない……果たして、B室長の内面で何が起きているのであろうか?周囲はいったいどのように接すればいいのであろうか? アドラー心理学で傾向と対策を考えてみたい。

コメント5件コメント/レビュー

自分の心理に自分で気づくことが出来るようになる練習を、小中高の段階で出来ないものでしょうか? この上司にある程度の理性さえある限り、自分で気づけば、そもそもこういう態度はとらないでしょう。(2016/01/13 16:26)

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「「モンスター上司、弱い犬ほど吠える」と心得よ」の著者

小倉広

小倉広(おぐら・ひろし)

組織人事コンサルタント

小倉広事務所代表取締役。組織人事コンサルタント、アドラー派の心理カウンセラー。大学卒業後、リクルート入社。ソースネクスト常務などを経て現職。対立を合意に導く「コンセンサスビルディング」の技術を確立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

自分の心理に自分で気づくことが出来るようになる練習を、小中高の段階で出来ないものでしょうか? この上司にある程度の理性さえある限り、自分で気づけば、そもそもこういう態度はとらないでしょう。(2016/01/13 16:26)

B室長のような親分タイプって高度成長期の頃にはたくさんいましたが。今はあまりいないのではないでしょうか?確かに迷惑なタイプではありますが、仕事に責任、プライドを持っているという点では最近の優柔不断で責任逃れするような上司よりいいかもしれません。上司と部下のぶつかり合い、いいじゃないですか。コンプレックスは成長のために結構必要です。今の日本のサラリーマンはおとなし過ぎて上に立とうとか出世しようってタイプがいませんからねぇ。(2016/01/13 14:58)

コンプレックスは優越にしても劣等にしても自己の内面に向かう限りにおいて害はない。
問題は、その根っこに人にはみな自尊心があり、劣等コンプレックスが嫉妬ととなって相手に向けられた場合、これが一番始末に悪い。嫉妬は往々にして虚勢となって現れる。
自分で戒め部下にも常々言っていることだが、上司が部下に嫉妬するようではお終い、そうならないよう上司こそが日頃の向上心を失わないようにすべきである。(2016/01/13 11:14)

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