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「それ、言われると思ってました(笑)」

第392回 日産NOTE e-POWER【開発者編・その4】

2017年7月18日(火)

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一番燃費効率のいいところで集中運転

 さてさて、長いヨタをトバしたところでボチボチ本編へと参りましょう。
 日産NOTE e-POWERの開発者、仲田直樹氏のインタビュー最終回です。


 前号では、NOTEの発電機を回すエンジンの回転数は「2400回転の76ニュートン」というところまで伺った。この領域が一番燃費がよく、オイシイ回転数であるからで、可能であれば、固定式の発電機のように、回転数固定でずっと回していたい。ところが話はそう簡単では無いのであった。


**************

仲田氏(以下、仲):今回のe-POWERは、特に燃費をよくするためには、エンジンは定点運転なんです。「2400回転の76ニュートン」という、一番燃費効率のいいところでほぼ集中して運転しておきたいんです。

F:エンジンは一定の回転数を保つのが一番効率が良いですものね。それがこのクルマでは2400回転ということですね。

:そうなんです。ところがですね……。

F:回転数は多少変えたほうが良い、という話でしょう。出典不明ですが、どこかで聞きました。ホントは効率のいい回転数で固定していたいのだけど、それじゃ乗っている方が気持ち悪いと。CVTのクルマでさえ、「車速とエンジンの音が合っていなくてキモチ悪い」と言われてしまうのに、それが回転数固定となったら何と言われるか……想像するだに恐ろしい(笑)。だから燃費を多少犠牲にしてまでも、回転数は完全固定ではなく、多少の演出も含めて上から下まで普通に回るようにした、と。

:いやまあ……。回転数の話はあまり(苦笑)。

F:まあそれも含めて「味付け」、ということで(笑)。今回のノートの味付け、セッティングには相当ご苦労をなさったとのことですが、やはりキモはワンペダルですよね。アクセルを放したら、それでブレーキになるというのは本当にエポックメーキングです。何度も言いますが、これは本当に新しい感覚で素晴らしいと思います。

:ありがとうございます。でも実はこれ、EVであるリーフのマイナーチェンジ版には既にワンペダルの前身のようなものを載せているんです。

F:え?ワンペダルはリーフの後期型で既にやっていた?

:はい。ただリーフの時はマイナス0.15Gまではやっていなくて、マイナス0.08Gまでしか出していなかったんです。それを今回は0.15までやって、完全にクルマが止まるまで作り込んだんです。

F:リーフでは、なぜそこまで踏み込まなかったのですか。

:やはりスリップコントロールです。低μ値の(摩擦抵抗の低い)路面における安定性という課題があったので、リーフのときにはコンマ08までまずはやって、いろいろやっていって、経験値も積み上げて、それじゃ今度はどこまでやれるのだろう、と。

F:なるほど。雨の日に、アクセルを放した途端にツルッと行ってしまったのではうまくないと。

:実はですね、マイナス0.15Gまでやっておけば、世の中の運転の90%以上はカバーできるというデータがあるんです。

F:ブレーキとして。

:ブレーキとして、マイナス0.15のGが出れば、ほとんどの運転はまかなえちゃう。それ以上のGがかかると、人間は不快に感じるものなんです。

コメント65件コメント/レビュー

司法が司法がの人ですけど、
法律によらない良識、とおっしゃいますが、それはじゃあ、誰が最終的に判断するの?って話でしょう。
私は、そこまで言うんなら第三者に白黒つけて貰え、と言ってるだけですが。
批判するな、とは一言も言っていませんよ。論理の展開に無理があるのでは、という指摘をずっとしています。
批判されるべき事は世の中にたくさんある、とおっしゃいますけど、それで得るもの、いや目標は最終的に何なのでしょう。今回の例で言えば広告取り下げなのでしょうけど、だったらそういう行動に移してはいかがでしょうか?

>あきらかに虚偽です。
そりゃ、シボレーがそういうクレームを出してるのなら分かりますが、だとしたら本当失笑ものだと思いますよ。だって新しいとは書いてるけど世界初とは言ってないし。そういうところが詐欺的やねん、というのは、さすがに無理がないですか?
あ、ちなみにシボレーVOLTって、シリーズハイブリッドというかレンジエクステンダーですけど、シボレー自身はハイブリッドではなくEV(正確には電動駆動車)と言い張ってますよ。やってることは日産と同じなんです。
それが虚偽ならこれも虚偽ですねえ。(2017/08/02 15:11)

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「「それ、言われると思ってました(笑)」」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

司法が司法がの人ですけど、
法律によらない良識、とおっしゃいますが、それはじゃあ、誰が最終的に判断するの?って話でしょう。
私は、そこまで言うんなら第三者に白黒つけて貰え、と言ってるだけですが。
批判するな、とは一言も言っていませんよ。論理の展開に無理があるのでは、という指摘をずっとしています。
批判されるべき事は世の中にたくさんある、とおっしゃいますけど、それで得るもの、いや目標は最終的に何なのでしょう。今回の例で言えば広告取り下げなのでしょうけど、だったらそういう行動に移してはいかがでしょうか?

>あきらかに虚偽です。
そりゃ、シボレーがそういうクレームを出してるのなら分かりますが、だとしたら本当失笑ものだと思いますよ。だって新しいとは書いてるけど世界初とは言ってないし。そういうところが詐欺的やねん、というのは、さすがに無理がないですか?
あ、ちなみにシボレーVOLTって、シリーズハイブリッドというかレンジエクステンダーですけど、シボレー自身はハイブリッドではなくEV(正確には電動駆動車)と言い張ってますよ。やってることは日産と同じなんです。
それが虚偽ならこれも虚偽ですねえ。(2017/08/02 15:11)

司法が司法が言ってる人は、「そんな法律どこにあんだよーっ!」って言い放つ悪ガキと同じレベルの精神に大人の知識が追加されただけのように見える。法律に依らない良識ってありますよね。法律ってのは世の中のルールのうち、必要な部分を明文化してるものなんだから。
誰も訴えないんだから問題ない、批判すんな ― は暴論ですよ。法律に反して無くても批判されて然るべき事は世の中にたくさんあります。(日産の広告がどうこうではなく)

ところで、シリーズハイブリッド車はとっくの昔にGMがシボレーVOLTを販売しているんだから、シリーズハイブリッドを無理やり電気自動車と解釈したところで「電気自動車のまったく新しいカタチ」ではまったくありませんよね。あきらかに虚偽です。(2017/08/01 11:38)

>などと擁護するだろうが、現実として世間の対応はこうだ。

で、日産の対応はどうなんですか?

ホームページみたら、今でもふつーに一言一句変わりなく
「充電を気にせずどこまでも走れる、 電気自動車のまったく新しいカタチ」
って書いてありますよ。あなたの論理なら、世論が許さないんだから、
さっさと取り下げなきゃ(もしくはその圧力が掛かって表現が変わってなきゃ)おかしいですよねえ?

>なんてのは甘えだ。

誰に、何に甘えてるんでしょうか。そして誰がそれを咎めるべきなんですか?
消費者でしょう。答え出てますねえ(笑)

>えっ?広告は大げさなだけで犯罪じゃない?

うそ、大げさ、紛らわしい、と思うのであれば
消費者生活センターなり、公共広告機構なり、司法なりで訴えられたらいかがですか?
少なくともこの場は、判断をするのにはふさわしくないですし
あなたにその権利があるとも思えません。

>歌手・俳優がいて作品がある。

何を言いたいのかよく分かりませんが
「聞いてくれる人」「観てくれる人」(=消費者)がいるから歌手・俳優たりえるのですよ。
あなたの主張は日産が消費者に真摯に向き合ってないって話なので、言うんならまずそこじゃないですか。
んで(あなたがいうところの)真摯に向き合ってない結果が「一番売れてる車」なわけですよねえ。

たんなる僻みにしか思えないですね。
これ以上は司法でやってね。(2017/07/29 09:42)

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三品 和広 神戸大学教授