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これが“日本一”の鮨 「鮨 さいとう」

2015年9月19日(土)

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 今回の“フェルの食い倒れ日記”(仮題)は、「鮨 さいとう」をフィーチャーします。

 ミシュランの三ツ星を6年連続で獲得した日本一の呼び声も高い名店中の名店は、また一方で日本一予約の取りづらい店でもあります。夜は2部の入れ替え制をとっているのですが、およそ半年先まで予約がビッシリ埋まっています。

 予約の割り込みや優先入店は一切ナシ。食べに行った際に次回の予約を入れておき、「半年に一回」のペースで楽しむのがベストでしょう。私は9月の第一週にこの店を訪れたのですが、次回の予約が取れたのは3月の中旬です。長い……。楽しみに待つこととしましょう。

ご覧下さい。この美しい握り。口中でほろっと崩れる絶妙な握り加減は、この店でしか味わえません

 日本中を歩きまわり、鮨を食べ尽くした訳ではないので「日本一」と軽々しく評価するのは憚られますが、ともかくこの店は美味い。美味いだけでなく、店主の斎藤孝司氏のフレンドリーな接客も魅力です。極上の鮨を握りながらも、軽妙洒脱に繰り出すマナーを弁えた話は、その“距離感”が実に良い。氏は究極の職人でありながら、究極のエンタテイナーであるとも言えましょう。

 有名になるとやたらと威張る店が多い昨今(ラーメン屋なんかに酷い店がありますね)、こうした姿勢は大きな魅力であり、また貴重なのであります。

店主の斎藤孝司氏。ミシュランの三ツ星を6年連続で獲得している“名人”と言えるお方です。お人柄でしょう、それなのに決して偉ぶらない

 斎藤氏は、銀座の有名店「久兵衛」と、同じく銀座の「鮨かねさか」で修行を積み、かねさかの赤坂店という形でアメリカ大使館前の自転車会館に店を開きます。由緒正しきこのビルの旧名は、日本短波放送会館(ラジオNIKKEIもこのビルに入っていました)。更に前の名前は赤坂貿易会館と言いました。そういえば宏池会の事務所もここに入っていましたね。往時は見た顔のセンセイ方が普通にブラブラ歩いておられたものです。私は子供の頃、父親によくこのビルの地下にある「ざくろ」というしゃぶしゃぶ屋に連れて来てもらいました。父が宏池会に用が有った訳ではなさそうですが。

こちらはじっくり蒸された千葉は大原の黒あわび。房総のあわびは9月中旬で禁漁となってしまいますから、この時が最後のチャンスでした
あわびと並ぶ夏ネタの王様はウニでしょう。こちらは握りにせず、酢飯に添える形で頂きます。ああ天国の美味

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「これが“日本一”の鮨 「鮨 さいとう」」の著者

フェル

フェル(ふぇるでぃなんと・やまぐち)

コラムニスト

堅気のリーマン稼業の傍ら、細々と物書きの真似事をしております。最近は講演やらテレビ・ラジオへの出演も増えてきました。いったい本業は何なのか自分でもよく分からなくなっています。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長