週刊誌では、都道府県警察が、痴漢に対して警戒や対策を強化した結果、痴漢の取り締まりの強化検挙件数が2006年の4181件から、3217件(2016年)減少したものの、強化策が皮肉にも「触らない痴漢」という“新たな犯罪”を生み出していると指摘。
大阪府警も、公式ホームページで〈盗撮、のぞき見、いやらしい言葉や行動などで、恥ずかしい思いや不安を感じさせることも、ちかん行為の一種です〉と呼び掛けており(こちら)、「女性が訴えれば痴漢の容疑がかけられることになる」と警告している。
触らない痴漢にこわい思いをしてきた
触らない痴漢は、昔からいた。
私は学生時代、変態行為を見せる“触らない痴漢”に何回か遭遇している。座席に座っているときに目の前に立った男が“触らない痴漢”行為に及んだこともあるし、通学ラッシュ時に、卑猥な言葉をずっと耳元でつぶやき続ける男もいた。
その恐怖は半端なく、「こわいものなし!」の私でさえ、恐怖感に襲われ、声を出すことも、身体を動かすこともできなかった。「嘘だろ? いつもバンバン好き勝手言ってるクセに」と疑われるかもしれないけど……。
せいぜい近くにいる人に目配せして必死に訴えたくらいで、それでも気付いてもらえず、涙は出るわ、男は止めないわ、車両を変えても着いてくるわで、本当にこわい思いを何度もした。
ですからして、個人的には「触らない痴漢」の検挙も、考えて欲しいとの思いはある。
だが、今回は「匂いを嗅ぐ」という行為も“痴漢”とされたため、当然のごとくネットでも、街頭インタビューでも否定的な意見の嵐となった。
「触らない痴漢のえん罪をどうやって防げばいいんだ?」
「手は上に上げときゃなんとかなるけど、鼻に詰め物しないと電車乗れない」
「もう電車で息できない」
「通勤ラッシュとかどうすりゃいい?」
「会社に無事につけるか、毎日ドキドキじゃないか」
「もう全席指定するしかないよ」
……etc etc.
「触らない痴漢」は「受け手が恥ずかしい思いや不安」を感じれば痴漢なので、深呼吸しただけで「いやらしい息を吹きかけられた!」と言われたらアウト! だし、鼻がむずむずして息を吸い込んだだけでも「いやらしく匂いを嗅いだ!」と言われたらアウト!
サテライトオフィスとか、30年前からずっと言っているような。。。
他の方のコメントにもあるように、バブル期に若手に選んでもらうために
特に大企業はフレックス導入しましたよね。
不景気時に経営の下手さがバレちゃった経営陣がフレックスのせいにして
軍隊式復活、フレックス廃止したとき株主も反対しなかった。
それから10年経過して、定時出社が収益改善につながらないことは分かったのだから
素直にフレックス復活すればよいではないですか。
リーンとかアジャイルとか言っている経営者や管理者が、
制度の見直しさえできないのであれば、株主と若手が離れていけばよいと思います。(2018/04/11 19:21)