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自称「非・負け組」50代を襲う下流老人の恐怖

「幸せより金」の裏にある面倒な中流意識

2016年7月26日(火)

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 欲しいものは「幸せ」より「お金」――。

 博報堂生活総合研究所が行った調査で、欲しいものは「お金」と回答した人が40.6%となり、「幸せ」の15.7%を大きく上回った。

(出所:博報堂生活総合研究所)

一方、お父さんのひと月のお小遣いは、過去最低の26,820円を記録した。

(出所:博報堂生活総合研究所)
 

 この調査は1986年から10年ごとに同じ方式で実施され、今回がその4回目。なんだかしょっぱなから“どよ~ん”とする話題になってしまったが、この30年で、繁華街を札束ぶら下げ「幸せ」を求めて闊歩していた人たちが、「幸せよりも、カネをくれ!」と悲鳴を上げてるということか。

 いずれにせよ、時代が変わる中、「お金」と「幸せ」に関する逆転現象が起こり、その差が今回、過去最大に広がったのだ。

 調査担当者は、これらの結果について、「老後が長期化し生活の見通しは暗い状況で、現実的なお金を求める切実な気持ちが伺える」と分析している。

コメント62件コメント/レビュー

お金自体がまさしく相対的価値の象徴なのに、何をかいわんや、である。
人が霞を食べて生きて行けるのなら、何物からも干渉されない場所で、ただ自らが在るということを幸福の糧として座していれば良いのだが、実際は腹も減れば便も出る。眠たくもなるしずっと座っていれば節々が痛むこともある。
となれば、絶対的な価値観を得るための最も良い方法は刑務所の独房に居続けることなのかも知れない。(2016/09/27 18:06)

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「自称「非・負け組」50代を襲う下流老人の恐怖」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

お金自体がまさしく相対的価値の象徴なのに、何をかいわんや、である。
人が霞を食べて生きて行けるのなら、何物からも干渉されない場所で、ただ自らが在るということを幸福の糧として座していれば良いのだが、実際は腹も減れば便も出る。眠たくもなるしずっと座っていれば節々が痛むこともある。
となれば、絶対的な価値観を得るための最も良い方法は刑務所の独房に居続けることなのかも知れない。(2016/09/27 18:06)

現在54歳で離婚したばかりの独身公務員。
「絶対的価値観って具体的にどんなことをイメージすればいいのか?」と自問していたら、もしかして「このラーメン美味しいな」って感じが絶対的価値観かも知れないと思えてきた(例えが稚拙で申し訳ありません)。
世の中で相対的ではない価値観って、なかなかありません。○○より裕福、○○より上手、○○よりマシ・・・・。こんな具合に自分で満足したり不満を持ったりして生きている気がします。
下流老人の全てが自己責任だとは思いませんが、自分にもそのリスクは付きまといます。怖くて退職できないって考える人や、私みたいにそんときゃそんときと開き直ってアーリーリタイアをもくろむ人もいるでしょう。
将来不安を危惧して残りの人生を働きづめで働くか、健康寿命をなるべく長期間謳歌するか。これも価値観の違いでしょう。
そんなに大金は必要ないというのが、私の計算です。(2016/09/27 17:41)

コラムの中ほどに書かれている5万ドルと2万5千ドルの話と同じようなことを書こうと思っていましたが結論は筆者と異なります。
神様が突然現れて日本人の平均年収を1億円増やしてくれたとしましょう。日本人だけでなく世界中の人の資産を1億円。
じゃあ裕福になったかというと、スーパーのキャベツは突然1万円の値札が貼られ、ラーメンは5万円ととんでもないインフレになってしまう。
資産は増えたけど支出も増えたので決して余裕を感じるわけではない。
つまり、お金持ちになりたい、資産を増やしたいというのは、「他人よりも」という前提条件が必ずついてくる。ただそれを口にすると下品なので言わない。言わなくなると「他人よりも」という条件を現代人は忘れてしまったかのように絶対額だけを目標になってしまっていることに気づいていない、頭が悪いのでしょう。
結論を言いますと相対的に裕福になることが重要であり、そのためにはどうすべきかと言うことを始終考えておく必要が有ること。
綺麗事を言うと、それだけだとギスギスした競争社会になるので、社会的弱者のためのセーフティネットは社会インフラとして絶対的MUSTであると。ただしこれは、低所得層がなくなると、高所得層が成立しないというエゴのためであることを理解する必要がある。河合さん勉強になったでしょうか。(2016/09/27 11:52)

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三品 和広 神戸大学教授