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「バッシングを恐れるな!」 JAL123便機長が守り続けた“大切なモノ”

危機を乗り越える力を左右する心の持ちよう

2015年8月18日(火)

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 やる気があっても出ない、お盆明けの火曜日。肩のこらないゆる~いネタで、と思っていたのですが路線変更を決意しました!

 理由は……後ろめたい気持ちになったから。でもって、悲惨な事件をメモリアルにしたくないと率直に思ったから。いや、しちゃいけないな、っと。

 「原爆から70年」「事故から30年」…、8月に入ってからメディアはこぞって特番を組み、当事者たちにインタビューをし、極秘資料なるものを手に入れ、「あのときの教訓は生かされているのか?」と、連日のように問うた。

 だが、“その日”が過ぎた途端、前日までのザワザワした空気が、一掃される。まるで何事も無かったかのように、当たり前の日常が繰り返されるようになる。

 そして、“その日に起きた事件”も、また、そんな当たり前の日常の中で起きた。

 それがなんとも、後ろめたかった。何故か、分からない。ただ、どうしても、私の中で生き続けているコトを書かなきゃ、と心が動かされた。そこで、今回は「ミッション」について、アレコレ考えてみようと思う。

 1985年、8月12日18時56分。JAL123便が“御巣鷹の尾根”に墜落したとき、私は大学生だった。その後、ANAに入社したわけだが、「JALに追いつけ追い越せ!」という時代に、ANAのCA(客室乗務員)、キャプテン、コーパイ(副操縦士)さん、FE(フライトエンジニア)さん、整備さん……、たくさんの先輩たちから、123便のクルーが最後の最後まで、どうにかしてお客さんたちの命を守ろうと必死だった、と聞かされた。

 アノ飛行機の中で、CAたちはひたすら懸命に自らのミッションを全うすべくお客さんと向き合っていたと、幾度となく聞かされたのだ。

コメント6件コメント/レビュー

危機管理についての河合さんの御意見、全く同感です。
危機は管理できないから危機であり、管理できるようなものは危機ではありません。危機に際しては、全身全霊をかけて対処するしかありません。その際、重要なものがミッションです。crisis managementとは、management of a crisisではなく、management in(又はat) a crisisであると考えます。危機管理とは、何か特別なものではなく、通常の業務の延長線上にあるものです。(2015/08/26 14:17)

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「「バッシングを恐れるな!」 JAL123便機長が守り続けた“大切なモノ”」の著者

河合 薫

河合 薫(かわい・かおる)

健康社会学者(Ph.D.)

東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(Ph.D)。産業ストレスやポジティブ心理学など、健康生成論の視点から調査研究を進めている。働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は600人に迫る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

危機管理についての河合さんの御意見、全く同感です。
危機は管理できないから危機であり、管理できるようなものは危機ではありません。危機に際しては、全身全霊をかけて対処するしかありません。その際、重要なものがミッションです。crisis managementとは、management of a crisisではなく、management in(又はat) a crisisであると考えます。危機管理とは、何か特別なものではなく、通常の業務の延長線上にあるものです。(2015/08/26 14:17)

河合さんの、文章の構成が上手なのには、いつも感心させられます。(2015/08/19 07:03)

お話の内容は良くわかりました。最後の紹介部分は、あの機長も被害者でもあり頑張ってもいたということですね。もちろん、そういった面は確かにあります。一方で、ボーイング社の修理のミスや日航の整備不良も原因であったと思います。あの航空機を操縦した他の日航の機長たちは異変に気づいていたが、整備担当に話をした程度で終わらせていたという反省も最近聞きました。そのこともミッションの例として出されると、もっと納得できる内容になったと思います。被害者の家族という情緒的な面だけでなく。(2015/08/18 13:37)

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