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余命宣告患者2人の対極対応…最悪情報の伝え方

悲観論の下で生まれる「ポジティブ」と、伝え方で大きく変わる心の動き

2016年10月4日(火)

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 今回は「悪い情報の伝え方」について、アレコレ考えてみる。

 なぜ、「悪い情報」かって? う~~ん、まぁ、めちゃくちゃ考えさせられる出来事があった、わけです。

 悪い情報を伝えなければならないことは日常の中でもあるし、とりわけ仕事でそういった事態に直面することは多い。

 例えば、上司であれば、左遷・降格、リストラ、賃金削減などの告知……。部下に伝えなくてはならないのに、どう伝えるべきか悩む。 

 相手を傷つけたくない、自分も嫌われたくない、とオブラートに包んだがために正確に伝わらなかったり。躊躇っているうちにタイミングを逃したり。

 「悪い情報ほど早く伝えるべき」と頭ではわかっていても、感情が割れてしまうのだ。

 その葛藤になんらかのヒントを与えてくれる出来事があったので、今回はそこから話をスタートします。

「もう治すのは無理です」

 先日、現在がんで闘病中の友人と食事をした。そのとき、彼女から唖然とする話を聞かされたのだ。

「もう治すのは無理です。延命を考えていきましょう」

 がん再発の診断を受けたその場で、担当医にいきなりこう言われたというのである。

 しかも医師は、
「この病院では緩和ケアや、終末期医療は行っていないけれども、紹介はできます」
と、終末期医療という耳を塞ぎたくなるような情報を付け加えたというのである。

 彼女は15年ほど前に乳がんの宣告を受け、見つかったときのステージは3だった。当時の技術ではかなり厳しい状況だったが、幸いにも抗がん剤で腫瘍を小さくして手術を挑んだところ摘出に成功。その後の定期検査でも転移は認められないまま、月日が過ぎた。

「宣告受けたときに、5年生存率は50%以下って聞いたけど、良かった。もう大丈夫なんだね」

 がん宣告から10年が経ち、彼女も、彼女の家族も、そして、私もこう安堵した。

 ところが、である。がん細胞は静かに彼女の体内に生息し続けていたのである。がんの記憶が薄れかけていた13年目の夏。骨への遠隔転移が発覚してしまったのだ。

コメント28件コメント/レビュー

▼ 昔(昭和中〜末期ぐらいまでかな)と比べ、「死」に関する関心も情報も薄れてきた現在、死の告知を受け入れられる人がどれだけいるのでしょうね。だって巷では、昔と比べ半端無い程「生きる歓び」を訴える情報で溢れかえってるのですよ。これで告知を従容として受け入れられる人がいたら、それは凄いことです。▼ 一人ひとりの患者の気持ちを汲んで、その人に合った対応をするのは大事なことだと思います。けど難しいですよね。相手のココロの中が読めるわけでもなし、ある程度患者側から医師に情報を提供してあげないと。医者はスーパーマンでもエスパーでもなく、ただの技術者です。▼ 告知の話と会社の話を繋げるのはちと無理がありませんか、と最初思いましたが、どちらも双方向のコミュニケーションが大事という点では同じですね。で、コミュニケーションで大事なことは、誠意は常に伝わるわけではないと知ること、しかし、客観的にも自分にとって大事であることならば、コミュニケーションから逃げないこと、ですかね。(2016/10/07 08:06)

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いただいたコメント

▼ 昔(昭和中〜末期ぐらいまでかな)と比べ、「死」に関する関心も情報も薄れてきた現在、死の告知を受け入れられる人がどれだけいるのでしょうね。だって巷では、昔と比べ半端無い程「生きる歓び」を訴える情報で溢れかえってるのですよ。これで告知を従容として受け入れられる人がいたら、それは凄いことです。▼ 一人ひとりの患者の気持ちを汲んで、その人に合った対応をするのは大事なことだと思います。けど難しいですよね。相手のココロの中が読めるわけでもなし、ある程度患者側から医師に情報を提供してあげないと。医者はスーパーマンでもエスパーでもなく、ただの技術者です。▼ 告知の話と会社の話を繋げるのはちと無理がありませんか、と最初思いましたが、どちらも双方向のコミュニケーションが大事という点では同じですね。で、コミュニケーションで大事なことは、誠意は常に伝わるわけではないと知ること、しかし、客観的にも自分にとって大事であることならば、コミュニケーションから逃げないこと、ですかね。(2016/10/07 08:06)

論理構成が破綻しているコラムだと思う。
結論や結果が提示できないのであれば、
最初に書いておくべきでは?
感情や感覚だけで構成を考えず書いて、
読む人に有益な文章が生み出せるのは、
よほどの文豪だけだと思う。(2016/10/06 19:18)

全く逆のケースもあります。私の父、妻の母はそれぞれ80を過ぎて脳梗塞で入院となりましたが、病院での医師の対応は、本人を除いて家族への説明でした。私が「これは本人の今後のリハビリや生活改善、再発防止への覚悟が必要なので本人への説明が本筋ではないか」と言ったにもかかわらずです。おそらく高齢の本人に納得させるのが面倒くさい、あとは家族で何とかしてよという理由でしょうね。病気は患者本人自身のもの、やはり医師は相手の受け止めに左右されず客観的な状況説明を本人にキチンとすべきです。(2016/10/06 14:48)

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