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なぜ蓮舫氏は怖いのか

「男社会」の分厚い壁の前で

2015年8月28日(金)

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 「女性活用」の掛け声はあるものの、日々の仕事を通して「男社会」の壁の厚さを実感しています。そんな現実に、どのように立ち向かっていけばいいのか。理想の女性上司と思える人は職場におらず…。(20代女性)

遙から

 働く女性にとってのロールモデルが少ないことに私も気づいていた。特に芸能界ではああはなりたくない女性先輩の成功例はあっても、「私も彼女を目指したい」と憧れるタイプは少なくとも私にはいなかった。一般社会でもなんせ上司における女性の分母が少ないのだから似たようなものでしょう。要は手さぐり。好感度女性も戦闘型女性もそれぞれの限界を持つ以上、手さぐり状態だと眺めている。

 そんな中、意外なところに私にとってのロールモデルを発見した。国会質問中の蓮舫女史だった。女性1人で男性5人を手玉に取るやりとりを目の当たりにし、目が釘付けになった。そこらへんのドラマより面白い。男性たちの心情が手に取るように透けてみえるのだ。

 蓮舫氏の機関銃論法による攻撃で彼らが見せた心情に、私は未来を発見した。誰にとっての未来か? もちろん女性にとってのロールモデルとしての未来だ。

息継ぎは要らない

 質問内容は、新国立競技場に関するものだ。文部科学相やJSC理事長らがやり玉に挙がった。

 私が面白いと思った箇所のみ私の記憶から抜粋して書くので、彼らの正確な言葉のやりとりや話の前後には曖昧さが残ることをご容赦いただきたい。

 ロールモデルとしてのヒントその1。理路整然とスピーディな喋り方。

 蓮舫氏はとにかく喋るのが早い。機関銃のようだ。まくしたてるようにパネルを使いながらまるで小説を一気に読み上げるがごとく整理整頓された論法で相手に質問をする。

 その質問がおっそろしく早い。

 男性たちの手元にはすでに質問の資料は届いているのだろうが、集中して聞かないといけないのでまずは、聞こうとする。

 この"聞こうとする"ことさえすごいことだ。鼻であざ笑うような姿勢で質問を聞かれる光景もあるのだから、特に新人議員や女性議員が相手の時など。「聞かなきゃ」と思わせたところにヒントがある。そのためのスピード。スピードの効果を目の当たりにした。

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