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くつろぐことは難しきかな

地方の大型ホテルにて

2017年10月13日(金)

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自宅の最寄りの駅近くにあるビルの一角がずっと気になっています。ころころテナントが変わるのです。数カ月前にオープンしたレストランも、ふと気づけば閉店のお知らせが…。立派なビルなのに、何だか不思議です。(20代女性)

遙から

 地方の大型ホテルに数日間、滞在した。隠れ家のような、こぢんまりとした宿という選択肢もあったが、私の場合、そうした情緒を味わう宿は一泊で堪能するのがちょうどよく、連泊するより、また別の宿を楽しみたくなる。今回は転々と宿を変えず、そこそこ飽きずに滞在できそうな大型ホテルを選んでみた。

 温泉があり、温水プールもあり、フィットネス施設もあり、食事は朝夜バイキングが充実しているというから、私の滞在はそれなりの合格点になるはずだった。

 だが、すぐにいくつかの小さなストレスに出合うことになる。

 予兆はあった。まず予約時に「最寄りの駅までバスで迎えに参ります」との案内があったので、到着時刻が決まってから改めて連絡すると、あいにくその時間は迎えのバスが用意できないという。話が違うじゃないかと思いつつ、直前のことでもあり、まあ仕方がないかと、タクシーで向かうことにした。振り返れば、小さなストレスその1だ。

 駅の周りは繁華街で、なかなか良さそうなお店もあるなと目星を付けてみたものの、宿までタクシーで行ってみると数千円かかった。ということはつまり、食事のためにホテルと駅とをタクシーで往復すると、移動費の方が食事より高くつきそうだ。まあでもホテルの「充実のバイキング」があるし。

 翌朝の館内レストランには、和食と洋食のバイキング料理が用意されていた。どれもまあまあというか、一般的で、ごく普通で、「充実の」というより「充分な」くらいの感じじゃないかと思いつつ食事を終えた。

 そして私は、二日目にしてこのバイキング料理に飽きてしまった。

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「くつろぐことは難しきかな」の著者

遙 洋子

遙 洋子(はるか・ようこ)

タレント・エッセイスト

関西を中心にタレント活動を行う。東京大学大学院の上野千鶴子ゼミでフェミニズム・社会学を学び、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を執筆。これを機に、女性の視点で社会を読み解く記事執筆、講演などを行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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三品 和広 神戸大学教授